ベトナムの運動量を警戒する長友「彼らは永遠に走れる」
ゲキサカ / 2019年1月24日 3時40分
疲れを知らない運動量を警戒した。日本代表DF長友佑都(ガラタサライ)は24日の準々決勝で対戦するベトナム代表について「永遠に走れるんじゃないかと思うぐらい彼らは走れる」と指摘。延長戦を含めた120分間で決着がつかず、PK戦の末、ヨルダンを下した決勝トーナメント1回戦の映像も見たそうで、「ヨルダンは体が大きくてフィジカルで上回っていたけど、彼ら(ベトナム)は走りで圧倒していた」と率直な印象を口にした。
「明日は苦戦するなと。相当厳しい試合になる」。守備のときには5バック気味に守備を固め、5-4-1の形になるのはグループリーグ初戦で対戦したトルクメニスタンと似ている。「トルクメニスタン戦の後半みたいにクロスや放り込むことも必要。きれいなサッカーだけでは勝てない」。トルクメニスタン戦は先制を許す苦しい展開から後半に3点を奪って3-2の逆転勝利をおさめた。
中央でのコンビネーションからの崩しに固執した前半から修正し、後半は両サイドが幅を取ってサイド攻撃やシンプルなロングボールも織り交ぜながら相手ゴールに迫った。ベトナム戦も同様に「中は締めてくると思うし、かなり厚い。サイドの選手がポイントになる」と長友は分析している。
FIFAランキングでは50位の日本に対し、ベトナムは100位。8強入りはある意味、サプライズだった。戦前の下馬評では日本が有利と見られているが、32歳のサイドバックは「準決勝でイランと当たるという記事も見たりして、ベトナムのことを甘く見ている人がいるんじゃないかなと感じる」と警鐘を鳴らす。
「そんなことを考えている選手はいないと思うけど、もし考えていたら足元をすくわれる。間違いなく苦戦するし、間違いなく簡単には勝てない」。そう繰り返した長友は「彼らは永遠に走れる。苦しい顔もまったくせずに走る。めちゃくちゃ厄介だと思う」と、最後まで厳しい表情を崩さなかった。
(取材・文 西山紘平)
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