「先を見据えた時に…」奮闘続く原口、A・マドリーを例に展望明かす
ゲキサカ / 2019年1月24日 3時43分
途切れることのないハードワークが目立つ一方で、精密さを捨てたわけではない。日本代表MF原口元気(ハノーファー)が目指すところはアトレティコ・マドリーのようなカウンターだという。「前に攻めるんだけど失わない。行けるんだけど失わない」とそのイメージの一端を明かした。
左サイドハーフで3試合にフル出場し、自身が奪ったPKを決めての1ゴール。大幅にメンバーを変更し、唯一ベンチスタートだったグループリーグ第3節ウズベキスタン戦(◯2-1)でも、疲労が見えたMF乾貴士に代わって途中出場。今大会における原口の奮闘っぷりは疑いようがない。
その一方、積極的に守備へ関わっていこうとするあまり、チーム全体が攻撃面の持ち味を活かせていない現状もある。それは自身も認識するところ。サウジアラビア戦の戦い方を受けて「引きこもるのは悪くないが、引きこもっているなりの戦い方がある。そこに課題がある」とチームの伸びしろを見いだす。
そこで原口が求めるのが、たとえばA・マドリーのようなロングカウンターだ。「アトレティコとか、前に行くけど失わずに運べる。そこはチームどうこうより個人のところ。取った時にFWに入れるボールの質を上げるとか、そこで一枚剥がすとか、失わないとか。一人一人が良いプレーを出せればパーっと開ける」。
もっとも、そう長くは取れない代表チームの練習時間において、とりわけ次々に試合が巡ってくる大会中に取り組めるものではないという現状もある。今は「アタッキングゾーンの崩しを多く練習している」という日本代表だが、「先を見据えた時にカウンターの精度を上げることが課題になる」と先の展望を示した。
一方、そんな長期的な目標を持ちつつも、次の試合はやってくる。守りを固めてくることが予想される準々決勝ベトナム戦に向けては「相手は3バックなのでサイドで起点にならないといけない。やはり外を意識していきたいが、それだけにならず中でのコンビネーションを狙っていきたい」と狙いを示した。
(取材・文 竹内達也)
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