消息不明のサラ、カーディフの渡航手配を断っていた…会長「悲劇というほかない」
ゲキサカ / 2019年1月24日 11時42分
今冬よりプレミアリーグのカーディフに活躍の場を移すはずだったアルゼンチン出身FWエミリアーノ・サラの消息は依然としてつかめないままだ。『スカイ』によると、カーディフのメーメット・ダルマン会長も「悲劇というほかない。現時点の情報を踏まえると、状況がいいとはとても言えない」と苦しい胸の内を明かしている。
サラは今季はフランス・リーグアンのナントで12得点を記録。カーディフは1700万ユーロ(約21億円)というクラブ最高となる移籍金を提示して、28歳FWを迎え入れることになっていた。
しかし21日、チームに合流するためにフランスからウェールズに向かったサラを乗せた小型飛行機が英チャネル諸島付近で消息を絶った。捜索活動が行われているが、生存は絶望視され、サラが空の上から家族にメッセージを送っていたといった悲劇的なエピソードが多く報道されている。
今月18日には契約書にサインするためにカーディフに入っていたサラだが、仲間に別れを告げるためにフランスに戻っていたのだという。ダルマン会長はクラブは渡航手段を手配しようとしていたというが、「自分の考えの方が早い」という理由でサラが断りを入れていきていたと明かしている。
「今回の件を注意深く検証したが、カーディフとしては当該選手に渡航手段を手配する義務があったのは言うまでもない。もともと私たちが考えていたのは、ナントからパリまで電車で移動し、その後、飛行機でパリからヒースローへ向かってもらい、そこからは車でカーディフに移動するというものだった。ただ彼は自分の考えたやり方で移動することを望んだ。そちらのほうがずっと早いからというのが理由でね」
まだ諦めるわけにはいかない、無事を祈ると何度も話す同会長だが、「同時に私たちは現実的にならなければならない」とも話す。「本当につらい日々だ。だがサッカーに関わる人すべてはとても協力的だった。それはカーディフに関わる人だけでなく、世界のサッカーファンすべてがそうだった。これまで受け取ったサポートすべてに心からの感謝を送りたい」。
●プレミアリーグ2018-19特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
韓国サッカーは「予想された悲劇」へ 協会の“ノープラン”を母国糾弾「青写真も統率力もない」
FOOTBALL ZONE / 2024年5月4日 6時20分
-
6戦6発4Aの22歳日本人MFに海外熱視線! マンC、リバプールら12クラブが視察と現地報道
FOOTBALL ZONE / 2024年4月29日 19時23分
-
なでしこ池田太監督 パリ五輪会場視察から帰国「有意義だった」 移動経路も入念チェック
スポニチアネックス / 2024年4月27日 20時30分
-
デンベレがCLバルセロナ戦で人種差別被害 PSGはUEFAに抗議文書提出
東スポWEB / 2024年4月18日 18時49分
-
生まれたときから保護猫でした…飼い主がハチワレ猫さまを迎え入れたきっかけとは
ananweb / 2024年4月13日 20時0分
ランキング
-
1【ロッテ】佐々木朗希、自己最多123球も6回途中5失点で今季2敗目「思うように投げられなかった」…自己ワースト5四球
スポーツ報知 / 2024年5月10日 22時26分
-
2【新日本・BOSJ】開幕前日にトロフィーが壊れる非常事態 高橋ヒロムとエル・デスペラードも激怒
東スポWEB / 2024年5月10日 21時41分
-
3蛯名正義・調教師が凡走に終わった管理馬の気持ちに寄り添ってレースを振り返る 馬のメンタル面を理解するのは本当に難しい
NEWSポストセブン / 2024年5月11日 11時15分
-
4ジョコの頭を水筒が直撃 初戦突破後にアクシデント イタリア国際
AFPBB News / 2024年5月11日 11時5分
-
5【ロッテ】連勝は4でストップ エスコン初先発の佐々木朗希が自己最多123球も6回途中5失点で今季2敗目
日テレNEWS NNN / 2024年5月10日 21時13分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください