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VARで獲得したPKを自ら沈めた堂安律「自信満々で蹴った」

ゲキサカ / 2019年1月25日 5時39分

ファウルをアピールするMF堂安律。VARによりPKが与えられた

[1.24 アジア杯準々決勝 日本1-0ベトナム ドバイ]

 ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による中断があっても自信は揺るがなかった。後半12分、日本代表MF堂安律(フローニンゲン)は自ら獲得したPKのチャンスに「入る気しかしなかった。自信満々で蹴った」と、左足でゴール右下にねじ込んだ。

 日本にとって貴重な先制点は、準々決勝から導入されたVARにより与えられたPKだった。左サイドから中に絞ってきたMF原口元気がMF遠藤航の縦パスを受け、PA内に走り込む堂安にスルーパス。堂安はワントラップからPA内に入ったところでDFブイ・ティエン・ズンと交錯し、転倒した。

 主審はこのプレーを流したが、その2分後にVARが介入し、試合が中断。ピッチ横のモニターで映像を確認した結果、ブイ・ティエン・ズンの右足が堂安の左足を踏んで足がかかっているとして日本にPKが与えられた。

「あれこそ森保さんが求めているサッカー。後半は縦パスが入って3人目が絡む形が出てきて、やっと今大会で初めてじゃないかという動き出しができてきた。(原口)元気くんがいいパスをくれて、何とかアシストを付けてあげたかった」。PKを獲得した攻撃の流れに胸を張った。

 前半24分にはMF柴崎岳の左CKに合わせたDF吉田麻也のゴールがVARによってハンドと判断され、得点が取り消された。それでも「入っていればもっと楽な試合展開になったかもしれないけど、特に心境の変化はなかった」と落ち着いていた。後半に今度はVARでPKを獲得。そこでも平常心でペナルティースポットに向かった。

 堂安の得点はグループリーグ初戦のトルクメニスタン戦(○3-2)以来、4試合ぶり今大会2得点目。「1試合取れなかったら焦りはある。毎試合点が欲しいし、PKを取ったあとのプレーはやっぱり変わった」。常に強気な姿勢を貫く20歳の若武者は、そう言って安堵の表情をのぞかせた。

(取材・文 西山紘平)
●アジアカップ2019特設ページ

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