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日本高校選抜候補が選考試合。思うように行かない中で試される柔軟性

ゲキサカ / 2019年1月26日 20時44分

 4本目9分、押し込まれる時間帯の中で東海大MF滝澤諄(2年=東海大相模高)にゴールを破られて0-2。その後、果敢な仕掛けを繰り返す1年生MF須藤直輝(昌平高)がチームにエネルギーをもたらす。14分に放った1ステップでの右足シュートがクロスバーを叩くなどゴールには繋がらなかったものの、鋭い突破を連発して存在感。4本目は3バックの中央に繋ぎ役のDF岡井駿典(市立船橋高/3年)が入り、中央、サイドから攻撃を見せる高校選抜は須藤や松尾、左WB水野雄太(大津高3年)、そしてFW宮崎純真(山梨学院高3年)が次々と仕掛けてシュートシーンを増やす。

 ただし、相手GKの好守に阻まれるなど1点が奪えないまま0-2で敗戦。リーダー格のGK飯田雅浩(青森山田高3年)は「自分のプレーができている選手はそんなにいなかったと思う。プレッシングのスピードも高校サッカーと全然違いました」と振り返る。そして、「(今回の合宿は)本当に高体連のトップ選手が集まって、いい練習もいい試合もできましたし、自分にとっても大きかったと思います。(ただし) 欧州を見据えたときにはまだまだ戦えないと思います」。選考合宿後に絞られたメンバーで本格的なチーム作りが始まる。現状、コンディションが十分ではない選手がいることも確かだが、それぞれが高体連の代表選手として個人、チームとしての成長を求めていかなければならない。

 27日は合宿最終日。朝岡監督は「後悔なくやるしかない」と選手たちへ向けてメッセージを送った。最終日の練習試合ではまた異なるシステム、戦術で戦うことになりそうだ。各選手は後悔のないように考え、柔軟に対応し、自分の力をアピールして計4日間の選考合宿を終える。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018
2019日本高校選抜欧州遠征特設ページ

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