準決勝を外から見て新たな境地へ…北川「チームのためを思っている選手にボールは転がる」
ゲキサカ / 2019年1月30日 5時21分
レベルの高い相手と対戦したことで日本代表の良さが引き出された準決勝のイラン戦(○3-0)を受け、大いに刺激を受けたようだった。イラン戦翌日に取材対応したFW北川航也(清水)は「次で負けたらグループリーグ敗退と同じ」と、強い気持ちを前面に出し、「今日のトレーニングでも全員が声を出していて、全員で戦っていると感じている。ベンチメンバーが盛り上げるのも必要。チームの一員として優勝だけを目指したい」と決勝戦を見つめた。
グループリーグ初戦から準々決勝までの5試合すべてに出場した北川だが、準決勝のイラン戦では初めて出番がなかった。ベンチから見つめた90分間の中で、強く印象に残ったのはFW大迫勇也(ブレーメン)の卓越したプレーだ。
「今の日本の攻撃を支えているのがサコくん(大迫)。それだけ大きい存在だと見ていて感じた。自分がこれから選手として、ストライカーとして大きくなるためには、海外や日本代表で結果を残すためには、ああいうプレーが必要。まだまだ自分は成長できると思う」
味方を生かすスペースメイキングにも秀でたタイプの北川が、大迫のスタイルから自分にも取り入れたいと感じているのはいかに前線で時間をつくるかということ。「それができれば両サイドやボランチの選手が上がれる。相手を背負った状態でいかに時間をつくるかが大事だし、自分の課題だと思う」と新たな武器を身につけようという意思を明確に示した。
もちろん、自身がゴールを決めることがチームへの最大の貢献になることは承知している。「どんな役割が回ってきても全力で役割を果たす。チームのためを思ってやっている選手のところへボールが転がると思っています」と、メンタル面で新たな境地に立っていることをうかがわせた。
(取材・文 矢内由美子)
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