1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

ゲキサカ読者が選ぶインカレMVPは法政大FW上田綺世が受賞「もう一個上の自分に」

ゲキサカ / 2019年1月31日 20時35分

―でも街で声をかけられることも増えてきているんじゃないですか?
「街では分からないですけど、試合会場とかに行ったら、ちょっとざわついたりする。それは自分の価値がまた一つ上がったのかなと感じる時だし、自分の変化に気付ける部分なので、楽しみたいなと思っています」

―2020年の東京オリンピックはエースとして出たい。
「大学生としてオリンピックに出ることは価値のあることだと思っています。でもオリンピックに選ばれたとしたら、大学生とかプロとかは関係ないと思う。国を背負う選手として、所属チームとか関係なく日本のためにやりたいです」

―年末には日本代表のトレーニングキャンプにも参加した。
「すごくいい経験になりました。日本の一番高いレベルで経験できたので、今後に繋げていきたいです。柴崎選手とは、僕は鹿島学園出身で実家も茨城なのでという話はしました。大迫選手もそうですが、高校サッカーで活躍した選手で、海外で活躍されているというのは僕の目指すべき姿。そういう話は自分の中にしっかりと落とし込んでいきたいなと思います」

―高校サッカー選手権は観た?
「大体見ましたけど、僕の母校が出ていなかったので(苦笑)。出ていればもう少し見たかもしれません。ある程度ゴールシーンなんかは観ました」

―ブレイクした尚志高の染野唯月選手は鹿島アントラーズつくばジュニアユース出身。
「僕は(鹿島アントラーズジュニアユース)ノルテ出身なので、関わったことはありません。でも準決勝のハットトリックはすごくいいゴールだったし、いい選手だと思いました」


■大学で1年生から結果を残すこと

―上田選手は1年生の時から法政大の主力としてタイトル獲得に貢献してきました。
「1年生のころはがむしゃらにやって、チームを背負うというよりは自分の信頼の確立を考えていました。正直、失うものはないという気持ちでした」

―大学での成長という部分はどのように捉えていますか?
「去年は自分の結果がチームの結果になるという自覚を持ってプレーすることが大事だなと思っています。1年生のころに比べてプレーの幅は広がっていますし、精神面で言ったら代表だったり短期間で結果を残せるようになった。力はついているなと思います」

―大学生で1年生から結果を残す上で大切なことは何ですか?
「特長出すことだと思います。1年生には保守的になる選手とがむしゃらになる選手の2種類がいる。どっちも間違いじゃないと思うけど、僕はがむしゃらにやるタイプだった。その中で特長を出すためにどうするかを考えながらやっていました。試合に出て保守的なプレーをしていたら、それは自分が出ている意味がない。やっぱり自分が出ている意味を理解して、自分の特長を活かすことに全力を尽くすことが1年生で信頼を得るためには必要なことなんじゃないかなと思います」

―去年、法政大は注目の1年生が多く注目されたが、突出した結果を残す選手は出てこなかった。
「個性はありましたよね。でもその個性をなかなか生かせなかったんじゃないかなと思います。入ってきた当初は刺激を与えてくれる選手が多いなと思ったんですけど、大事な局面で個性を出せない選手が多かった。そこの部分を伸ばしてくれれば、上を刺激して今年の底上げになるんじゃないかなと思っています」

―最後に今季の目標、上田選手の目標をお願いします。
「今年の目標も4冠。去年の成績を上回れるようにしていきたいです。個人のゴール数はチームが勝つために必要な数が取れればいい。関東1部記録の20得点?記録を越えれば僕の価値も上がる思います。意識しないことはないけど、まずはチームをリーグ戦優勝に導くことを意識しながら、必要な力をつけて行くことが大事なんじゃないかなと思っています」

(取材・文 児玉幸洋)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください