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ターニングポイントは居残り特訓、冨安「齊藤コーチに付き合ってもらって」

ゲキサカ / 2019年1月31日 3時50分

練習中に笑顔を見せるDF冨安健洋

 今大会でブレイク中の日本代表DF冨安健洋(シントトロイデン)は開幕当初と比べ、取材エリアでの受け答えも明らかに堂々としてきている。カタールとの決勝戦を2日後に控えた30日の練習後には、カタールの印象を聞かれて「スピードがある」と前置きしたうえで、「イランよりパスワークで崩してくるイメージがある。イランは20番(FWサルダル・アズムン)だけというイメージだったけど、カタールは19番(FWアルモエズ・アリ)だけじゃない。みんなで守らないといけない」と警戒ポイントを挙げた。

 28日の準決勝イラン戦(○3-0)では、プレミアリーグも注目する186cmの長身FWアズムンを完璧に封じ込め、完封勝利の立役者となった。特に目立ったのはロングボールの処理。実はこれにはターニングポイントとなる居残り練習があったという。全体練習後、齊藤俊秀コーチに頼んでヘディングの個人特訓をしたエピソードを披露した。

「(グループリーグの)オマーン戦のあとに『ヘディングやらせてください』と言って齊藤コーチに付き合ってもらって、高いボールやいろいろなボールを出してもらいながら感覚をつかんでいったのが大きい」。伸び盛りの20歳は、長所を伸ばすことよりも弱点をなくすことに気持ちが向いているのだという。

「カタール戦では(吉田)麻也さんと話しながら、ボランチ、サイドバックに常に声をかけて、付かせるところ、自分が付くところをハッキリさせたい」。コーチングでもどんどん伸びている様子も見せていた。

(取材・文 矢内由美子)
●アジアカップ2019特設ページ

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