史上初“オール海外組”で決勝へ…麻也「僕自身、心強い」
ゲキサカ / 2019年1月31日 18時25分
2月1日のアジアカップ決勝でカタール代表と対戦する日本代表は31日、試合会場のザイードスポーツシティ・スタジアムで公式会見を行い、森保一監督とDF吉田麻也(サウサンプトン)が出席した。
28日の準決勝イラン戦(○3-0)で左太腿裏を痛めて途中交代したMF遠藤航は欠場するが、それ以外のスタメンはイラン戦と同じメンバーになる見通し。遠藤に代わるボランチにはDF塩谷司が起用されそうだ。
昨季まで鳥栖でプレーしていたGK権田修一だが、29日にポルトガル1部のポルティモネンセに完全移籍することが発表された。イラン戦などでもフィールド選手10人がすべて海外組ということはあったが、GKも含めて日本代表のスタメン11人が全員海外組となるのは史上初。主力の遠藤を欠くとはいえ、“オール海外組”で2大会ぶり5回目のアジア制覇を目指す。
前回優勝した11年大会の優勝メンバーでもある吉田は8年前のチームと比較し、「9年前の(南アフリカ)W杯のあとに多くの選手が海を渡って欧州でプレーするようになった。前回優勝した大会から8年経って、スタメンの選手を見てみても、移籍を含めてだが、全員が欧州でプレーするようになった」と指摘。フィジカル的、戦術的も成長もあるが、何よりも「その精神的な成長は日本の財産になっている」と、メンタル面の成長を感じている。
「イラン戦の前もそうだが、若い選手はイランのサポーターが多くてもアウェーの雰囲気を楽しんでいるように見えたし、僕自身、それは心強いと感じた」。レギュラーに定着したMF堂安律、DF冨安健洋は弱冠20歳ながら若くして欧州でもまれている。堂安は今大会2ゴールで、冨安はイラン戦で相手のエースを完璧に封じ込める圧巻のパフォーマンスを見せた。彼らだけでなく、チーム全体が成熟しているのは確かで、チームメイトの落ち着きとたくましさは、30歳のキャプテンも素直に頼もしく思っている。
(取材・文 西山紘平)
●アジアカップ2019特設ページ
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