受け身になった前半悔やむ麻也「2失点が勝敗を分けてしまった」
ゲキサカ / 2019年2月2日 10時31分
[2.1 アジア杯決勝 日本1-3カタール アブダビ]
日本代表の2大会ぶりの王座奪還はかなわなかった。試合後、フラッシュインタビューに応じた主将のDF吉田麻也は「相手は中2日にも関わらずいい準備をして、僕ら以上にアグレッシブにきた。そこで2失点してしまったことが勝敗を分けてしまった」と振り返った。
「後半はよりアグレッシブに速いテンポで試合を進めようとしたけど、前半に受け身になってしまったことが尾を引いてしまったと思います」
史上初となる“オール海外組”で戦った日本は試合の入りが悪く、前半のうちにカタールに2失点。分厚い守りを攻めあぐねる時間帯が続いたが、後半はボールを保持して反撃に出ると、後半24分、今大会6試合無失点だったカタールからMF南野拓実が初めてゴールを奪ったが、反撃もここまでだった。
後半36分、カタールの右CKからゴール前で競った吉田の手にボールが当たり、VARの末にハンド判定。カタールにPKが与えられ、これを決められて再び2点差。後半44分にはFKのチャンスからニアサイドの吉田が頭で決定的なヘディングシュートを放ったが、わずかにクロスバーを越え、3-1で敗れた。
「まだまだ足りないことだらけ。自分自身もチームとしても、一瞬の隙を突かれてしまった。まだ学ばなければならないことはたくさんある。このあとのコパ・アメリカやW杯予選で力をつけていかなくてはいけない。この負けから僕自身もチームとしても学ばなければいけないなと思います」
カタールに同国史上初優勝を許し、準優勝という結果に終わった日本。「(チームは)大会を通して一つひとつレベルアップしていったと思うけど、やっぱりまだ隙がある。自分たちの隙を見せないアプローチをもっともっとやっていかなければならないと感じました」と課題を受け止めた。
●アジアカップ2019特設ページ
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