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重かった2失点目…酒井「あのエリアはロッベン、ネイマールだったら…」

ゲキサカ / 2019年2月2日 10時37分

DF酒井宏樹(マルセイユ)

[2.1 アジア杯決勝 日本1-3カタール アブダビ]

「あそこのエリアはロッベンだったりネイマールだったら、10本打てば8本から9本は入る。PKと同じくらいに注意しないといけない」。勝敗を分けた2失点目のミドルシュート。日本代表DF酒井宏樹(マルセイユ)が語ったのは世界トップレベルの意識付けの必要性だった。

 システムが噛み合わないまま自陣に攻められ、美しいオーバーヘッドキックから先制点を献上した日本代表。しかし、酒井が悔やんだのは左足ミドルに屈した2失点目だった。「僕らとしては耐えないといけないし、追い付く作業をしている時間帯に決められるのは高いレベルにはノーチャンス」。そんな甘さが出てしまった場面だった。

「あれだけのスペースを与えてしまうと、危険なシーンを作られてしまう」と対応の遅れを振り返った酒井。「Jリーグだと入らないかもしれないけど…」と前置きした上で、元オランダ代表FWアリエン・ロッベン、ブラジル代表FWネイマールの名前を挙げて注意を煽り、「そういう文化を根付かせないといけないし、危ないと思って守備をしないといけない」と強調した。

 守備を担う自身もその一端を担っていたことで「スーパーシュートだけど、スーパーシュートを蹴られてしまうとノーチャンスなので申し訳なかった」と悔やむ言葉も。「悔しいですが、負けるときがたまたま今日だったと飲み込むしかない」。敗れた悔しさよりもディテールと向き合い、次の舞台に生かしていく構えだ。

(取材・文 竹内達也)●アジアカップ2019特設ページ

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