「ファントムキャンプ」優秀選手としてプレミアリーグ選抜でプレーのMF高木、差を埋めるために一歩積み重ねる
ゲキサカ / 2019年2月2日 12時8分
高校年代最高峰のリーグ戦、プレミアリーグで戦う選手から多くを吸収する日々となった。プリンスリーグ東海を戦うJFAアカデミー福島U-18(静岡)に所属するMF高木一史(2年)は、昨年9月に行われた「ファントムキャンプ」で最もゲームを掌握し、決定的な仕事をこなす「ファントムプレーヤー」に選出。元日本代表DF岩政大樹氏からも「ギリギリで判断を変えられることができる選手」と評価を得た高木は、「NIKE NEXT HEROプロジェクト」プレミアリーグ選抜のイングランド遠征メンバーに“特別枠”として加わった。
自身にとっては久々の海外遠征。そして、ともにプレーするのは、プレミアリーグ所属の実力者たちで、年代別日本代表経験者や高校選抜候補、全国大会で活躍した選手の名も。それでも、高木は「せっかく与えてもらったチャンスなので『全力で頑張ろう』という思いが強かったですね。無駄にしない」と臆することなく上位リーグの選手たちの中に入って挑戦。イングランドでのトレーニング、練習試合では安定したボールタッチや良いポジションを取って前にボールを動かす部分など自分の持ち味を表現した。
一方で死角からプレッシャーをかけて来た相手に「ボールを失ってしまう回数が多い」と自己分析。普段から意識しているボールを奪われない部分など、本人としてはやろうとしたテーマでできなかったところもあって、「不完全燃焼の部分があります」と納得はしていなかった。
プレミアリーグの選手たちやイングランドの選手たちと自身を比べて「現実を見て差があることは感じているし、その差を埋める努力をしていきたい」という高木は、その差を埋めるため、そして世界に近づくために「練習で『ここ、キツイな』と思う時がいつもあるけれども、そこで一歩を出せるか。一歩の積み重ねが今後の差になってくると思う」とコメント。昨年、JFAアカデミー福島U-18で交代出場を続けてきたMFは、今回感じた差、経験を力に一歩を積み重ねてゲームを支配するようなボランチになる。
(取材・文 吉田太郎)●高円宮杯U-18サッカーリーグ2018 プレミアリーグ特集
●2018高円宮杯プリンスリーグ特集
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