神戸U-18GK多久美景紀が目指す「GAMEOVERさせる選手」とは?
ゲキサカ / 2019年2月3日 23時9分
「NIKE NEXT HEROプロジェクト」の一環として、高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018で活躍した選手や、2年生の推薦選手を中心に構成されたプレミアリーグ選抜が1月27日からイングランド遠征を行っている。
ナイキ フットボールの今季のコンセプトは試合を終わらせることを意味する、「GAMEOVER」。ヴィッセル神戸U-18(兵庫)のGK多久美景紀(2年)に遠征の感想や自身の目指す試合を終わらせる選手(「GAMEOVER」させる選手)、今年の目標について聞いた。
―今回の遠征で感じたことは?
「僕はまず知っている選手がほとんどいない状態で、いつもと違った環境でのプレーでした。まずはチーム内での自分の立ち位置を確立しないといけないという新しい環境の中で、他の選手とピッチ外のコミュニケーション、ピッチ内のコミュニケーションを取って短い期間でチームを作っていかないといけないですし、色々自分で考えながらやらなければいけませんでした。それは、これからプロに行くなり、大学に行くなりしても、すごく大事なことになると思う。そういう面でもすごく良い海外経験になったと思います。その中で、海外のチームと戦ったり、日本ではあまりできない経験ができた。今回、GKは相手のチームに入ることがあって、コミュニケーションが海外の選手と取れない中で、どれだけ自分ができるか、というちょっと面白い経験もできたので、良かったと思います」
―目標とする「GAMEOVER」させる選手とは?
「試合を終わらせるということは逆に言えば、自分たちのチームが試合を決めてしまえばゲームが終わる。GKの立場から言えば、もちろん失点をしない、ゼロで終わらせることが試合を終わらせるということですし、最近のGKは攻撃の第一歩と見られているので、GKが攻撃の第一歩となって、試合を決められるようなプレーと考え方も見せていきたいと思います」
―そのような選手になっていくためには?
「最近のヴィッセルは“バルサ化”ということで、GKがボールを触る回数が増えています。もちろん、繋ぐというチームのコンセプトがあるから失点していいわけではないし、その兼ね合いが凄く難しいんですけど、その中でシュートストップや自分の良さ、攻撃の一歩目になるという新しい力をつけられるように、練習からやっていきたいと思います。
―今年の意気込みを。
「僕はまだ2年生であと1年ある。去年のプレミアリーグはちょっと不甲斐ない結果に終わってしまったので、今年はまず日本一を目指して、一つでも多くの勝利を手にしたい。その中で失点を少なくして、リーグ最少失点を目標にして頑張ります」
(取材・文 吉田太郎)●高円宮杯U-18サッカーリーグ2018 プレミアリーグ特集
●2018高円宮杯プリンスリーグ特集
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