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「本当にイライラした」…ベイル、昨季CL決勝以来ジダンと口を聞いていないと明かす

ゲキサカ / 2019年2月6日 17時0分

ジダン氏との関係を明かしたFWガレス・ベイル

 レアル・マドリーのFWガレス・ベイルが昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝のリバプール戦(3-1)を最後に、元指揮官のジネディーヌ・ジダン氏と全く口を聞いていないことを明かした。英『フォー・フォー・トゥー』が伝えている。

 ベイルは昨季の欧州CL決勝のリバプール戦で約30分しかピッチに立たなかった。試合後に行われた話し合いや、数日後に電撃退任を発表したジダン氏とのお別れの場でも、両者は全く口を聞かなかったという。

「あの試合でスタメンじゃなかったのには本当にイライラさせられた」

「12月の軽い負傷から復帰した後は、かなりいいパフォーマンスだった。あのシーズンのリーグ戦では4試合で5得点していたし、当然自分がスタメンだろうと考えていた」

「早くピッチの上に立ちたかった。監督から声がかかった時はまだ少し怒っていた。だから多分2得点を決められたんじゃないかな」

 自ら振り返る通り、スタメン落ちに発奮したベイルは途中出場から約3分後に見事なオーバーヘッドで勝ち越しゴールを挙げると、終盤には勝負を決定づける3点目を奪取。レアルが前人未踏の3連覇を果たす原動力となった。

「あの後、何度か自分のゴールを見直したよ。自分の実力を証明するというよりは、単純に自分とチームのために得点がしたかった。決勝で戦うからには、当然トロフィーを持ち帰りたいものだ。どんな内容であってもね。たとえ残り30分の時点で呼ばれたのだとしても、やるべきことをやるためにピッチに立ったんだ」

 プロフェッショナルとしての振る舞いを強調したベイルは「そのこと(CL決勝)については、(ジダン氏は)僕に何も話さなかった。僕もそれ以来、彼とは口を聞いていない。僕らの関係は良好だよ。最高の関係というわけではないけどね。普通にプロとしての関係だったのさ」と話した。
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