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“中国仕様”ユニ準備していたバルセロナ、クラシコ直前で通常版に着替える

ゲキサカ / 2019年2月7日 9時35分

ベンチスタートだったFWリオネル・メッシは着用しないままに終わった(画像はバルセロナ公式インスタグラムより)

 バルセロナは6日、レアル・マドリーとのコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝第1戦で春節仕様のユニフォームを着用する予定だったが、スペインサッカー連盟(RFEF)に却下されたようだ。スペインメディア『ムンド・デポルティーボ』が報じている。

 中国を中心とする中華圏では、旧正月の春節が年間最大の祝祭日。今年は2月5日がその日にあたり、各地で盛大な催しが開かれている。中国にも多くのファンを抱えるバルセロナは6日、5シーズンぶりに国王杯で実現したR・マドリーとのエル・クラシコで、選手名に漢字を当てたネームをプリントしたユニフォームで戦う予定だった。

 だが、このユニフォームで選手たちがプレーすることはなかった。ムンド・デポルティーボの公式ツイッター(@mundodeportivo)によると、この取り組みにRFEFが難色を示したため着用はキックオフ前の整列時まで。選手たちはMFコウチーニョ(库蒂尼奥)、DFジェラール・ピケ(皮克)といった特別ユニフォームから通常のものに着替えて試合を行っていた。

 なお、直前のリーグ戦にあたる2日のリーガ・エスパニョーラ第22節バレンシア戦(△2-2)ではバレンシアの選手たちが同様の特別ユニフォームを着用していたが、平常通りに試合が行われた。リーグ戦とカップ戦でレギュレーションが異なるのかどうかは現状明らかになっていない。

 R・マドリーとの一戦は1-1で引き分け。アウェーゴール1点を奪われた状態で、敵地サンティアゴ・ベルナベウで27日に行われる第2戦に勝負の行方が委ねられている。
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