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攻撃停滞の浦和…最後方GK西川が受けた印象

ゲキサカ / 2019年2月16日 20時18分

浦和レッズGK西川周作

[2.16 富士ゼロックススーパー杯 川崎F1-0浦和 埼玉]

 シュートはわずかに1本。それもセットプレーの流れから放ったものだった。効果的な攻撃を仕掛けられずに0-1の完封負けを喫した浦和レッズのGK西川周作は、「リーグ戦に向けて修正しなければいけないところがはっきり出たと思う」と振り返った。

 12本のシュートを放たれながらも最少失点に抑えた守備面は、「キャンプで出た課題」を修正しつつあるようだ。「スライドの速さとか押し上げ、リスクマネジメントの部分も含めて、今日の試合が一番良かったと感じている」と手応えを得たようで、「長いシーズンでは基本的なことが大事になるので、それを続けること」と継続することの重要性を説いた。

 そして、チャンスを生み出すことに苦しみ、シュートを1本に抑えられてしまった攻撃面の印象を語った。

「ボールを持つ時間が少なかった。蹴らされていたという印象があったし、蹴った後のセカンドボールを相手にかなり拾われていた。全体的に後ろ向きのパスが多かったので、相手のプレスのスイッチが入りやすかったんじゃないかなと思う」

 課題こそ出たが、J1開幕は1週間後であり、長いシーズンは続いていく。「攻守に縦と横の幅をコンパクトにすることが大事だし、出し手と受け手の関係でパスコースを増やす必要がある」と答えると、「試合をこなすことで、より強い集団になっていければと思う」と修正を施しながら次の戦いへと向かっていく。

(取材・文 折戸岳彦)
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