衝撃ハットから1か月…尚志FW染野唯月、“同じピッチ”に立つも「ダメでしたね」
ゲキサカ / 2019年2月16日 21時2分
[2.16 NEXT GENERATION MATCH U-18Jリーグ選抜 1-1 日本高校選抜 埼玉]
約1か月前、眩い輝きを放った場所だった。しかし、日本高校選抜の一員としてNEXT GENERATION MATCHに出場した尚志高FW染野唯月(2年)は、与えられた20分という時間の中でインパクトを残すことはできなかった。
全国に染野の名がとどろいたのは、1月12日に行われた高校選手権準決勝・青森山田戦だった。前半26分にFKを巧みにダイレクトで合わせて先制点を奪取すると、後半23分には相手3選手を翻弄するシュートフェイントからゴールを陥れて自身2点目を記録。さらに同30分にはスルーパスから抜け出し、GKの動きを見極めて右足で流し込んでハットトリックを達成した。試合にはPK戦の末に敗れたものの、U-17日本代表にも名を連ねるストライカーのパフォーマンスは衝撃を与えるに十分なものだった。
舞台はそのときと同じ埼玉スタジアム。「この場所で青森山田からハットトリックをしていたので、自分的にはイケるかなと思っていた」ようだが、「ダメでしたね」とNEXT GENERATION MATCHの試合後には悔しさを滲ませた。
ベンチスタートとなった染野に出番が巡ってきたのは、1点のビハインドを背負って迎えた後半20分だった。「ベンチから試合を見ていて、少ないチャンスで決めようとイメージを持っていた」とピッチへと向かったが、なかなかボールを呼び込めず。後半アディショナルタイムにFWバスケス・バイロンの得点で同点に追い付いた直後には、染野にもチャンスが訪れたがシュートをジャストミートさせることはできずに「FWとして決めないといけないシーンだった」と声を落とした。
「引き分けという結果も今後につながると思うので、まずは自分を見つめ直したい。この中(高校選抜の中)でできなかったら、プロに行っても通用しないと思っているので、もっと成長させていかないといけない」
尚志高ではキャプテンとして新チームをけん引していく。「代表に選ばれ続けることも大事だけど、自分は尚志高校でプレーしているので、全国制覇を狙って1年間やっていきたい」と力を込めたように、最終学年で高校サッカーの頂に立つべく、17歳の若武者は日々進化を遂げていこうとしている。
(取材・文 折戸岳彦)●【特設】高校選手権2018
2019日本高校選抜欧州遠征特設ページ
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