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京都や大宮でプレーしてプロ16年…MF渡邉大剛が現役引退を発表「濃厚で幸せな時間でした」

ゲキサカ / 2019年2月18日 18時12分

現役引退を発表したMF渡邉大剛(写真は大宮在籍時の15年のもの)

 カマタマーレ讃岐は18日、MF渡邉大剛が2018シーズンをもって現役を引退することになったと発表した。

 1984年12月3日生まれで現在34歳の渡邉は、03年に国見高から京都に加入。2年目にプロデビューを飾ると08年にはJ1リーグ全試合フル出場を果たし、11年から移籍した大宮では14年と15年に背番号10を背負ってプレーした。16年から韓国の釜山アイパークに移籍し、16年7月から讃岐に在籍していたが、昨年11月に契約満了が発表されていた。16年間のプロ生活の中でJ1リーグ214試合16得点、J2リーグ183試合8得点の記録を残した。

 渡邉はクラブを通じて、以下のようにコメントを残している。

「私、渡邉大剛はこの度2018シーズンを持ちまして引退する事を決めました。昨年のシーズン終了後にチームから契約満了を伝えられ、そこから現役続行に向けてトライアウトに参加しオファーを待ちましたが残念ながら自分の納得いくオファーは届きませんでした。オファーを待ち続けてる間、自問自答しながら現役を続けるために準備をしてきましたし、ただもしかしたらこれで現役も終わりなのかなという想いもあり両方の事を考えてきました。

 小さい頃からの夢であったプロのサッカー選手になるという事を叶えられたことをとても嬉しく思いましたし、その時間もこれで終わりなのかと思うと寂しい気持ちもあります。2度の大怪我をした事や日本代表になるという目標を達成できなかった事、苦しく辛いことも沢山ありました。決して思い描いていたプロ生活ではなかったかもしれないですが、プロとして初めて受け入れてくれた京都サンガFC、大宮アルディージャ、釜山アイパーク、そしてカマタマーレ讃岐の関係者の皆さま、いつも応援毎試合共に戦ってくれたファン、サポーターの皆さまに感謝しています。ありがとうございました。これまでの時間は決して色褪せる事はないですし、濃厚で幸せな時間でした。またこれまでに出会った方々は僕の財産です。

 多比良SSS、国見中学、国見高校でご指導してくださった監督、コーチ、先生方のおかげでプロのサッカー選手になることができました。一緒に切磋琢磨した仲間や勝利を目指して共に戦ったチームメイト、どんな時も味方であり続けてくれた家族や親族、小さい時からずっと応援してくれた、不自由なくサッカーをやらせてくれた両親と地元の方々に深く感謝しています。ありがとうございました。

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