[新人戦]先輩FW越えを目指す宮崎日大FW櫻田、計5得点で“九州新人得点王”に
ゲキサカ / 2019年2月21日 16時42分
[2.19 九州高校新人大会3位決定戦 筑陽学園高 2-0 宮崎日大高 大津町運動公園球技場]
宮崎日大高(宮崎2)のFW櫻田優樹(1年)は準決勝、3位決定戦で無得点に終わったものの、九州高校サッカー新人大会で計5得点。大会のトップスコアラーに輝いた。
櫻田は予選リーグ第2戦の佐賀学園高(佐賀1)戦で2得点。続く予選リーグ最終戦の出水中央高(鹿児島2)戦でも右クロスからのヘディングシュート、抜け出しからのゴールでチームの全2得点を叩き出して宮崎日大をベスト8へ導いた。
そして、準々決勝の大分高(大分1)戦でも貴重な同点ゴール。「これまでの試合で先輩たちとやってきた中で自分が決めれずに負けた試合があった。今大会に臨む時に、自分のゴールで勝ちたいと強く思っていました」というストライカーが結果を残した。
本人は「準決勝とかでもゴールを決めたかったです」と納得はしていなかったが、それでも九州大会での5得点は自信に。抜け出しやクロスからのヘディングシュートを得意とするFWは、ハードワークや競り合いの部分などを改善して目標とする先輩以上のFWになる意気込みだ。
その目標とするFWは昨年のエースストライカー、FW三島光貴(3年)だ。「(三島は)身近にいた憧れの人で越えたい。(三島は)対人とかが強くて(拮抗した試合でも)自分一人で点を決める力があったので、自分もそれくらい力をつけたいと思っています」。まだまだ先輩に比べて「全然足りない」という力を3月完成予定の人工芝グラウンドでより磨いていく。
「グラウンドも変わっていい環境でできるので、みんなと切磋琢磨して自分も先輩に負けない、追い越すくらいに頑張って、自分が選手権の決勝で点を決めて全国を決めるくらいの気持ちで普段からやっていきたいと思っています」。目標は自分のゴールで選手権初出場。秋までに目標の先輩FWを越えるくらいの力を身に着け、チームを全国へ導くゴールを決める。
(取材・文 吉田太郎)
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