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入れ違いで対決ならず。4戦ぶり出場宇佐美は逆転に貢献、久保は新体制で2戦連続先発も…

ゲキサカ / 2019年2月24日 10時27分

2試合連続で先発したFW久保裕也

[2.23 ブンデスリーガ第23節 デュッセルドルフ2-1ニュルンベルク]

 ブンデスリーガ第23節が23日に開催され、FW宇佐美貴史が所属するデュッセルドルフがホームでFW久保裕也所属のニュルンベルクと対戦し、2-1で逆転勝利をおさめた。久保は2試合連続で先発し、前半45分間のプレー。後半34分から途中出場した宇佐美は4試合ぶりにピッチに立った。

 試合はいきなりアクシデントに見舞われた。前半2分、デュッセルドルフDFニコ・ギーセルマンへの悪質なファウルがVAR判定の末に確認され、DFマテウス・ペレイラが一発レッドで退場。ニュルンベルクは残り時間を10人で戦うことになった。久保は攻撃に絡む場面もあったが、守備に追われる時間が続いた。

 数的優位に立ったデュッセルドルフが攻め込む構図も、ニュルンベルクはGKクリスティアン・マテニアが好セーブで窮地を救い、ワンチャンスを仕留めた。前半41分、ゴールキックの流れから、相手のクリアボールが渡ったのはMFエドゥアルト・レーヴェン。PA右手前でワンタッチから右足を素早く振り抜き、先制のネットを揺らした。ニュルンベルクは前半のみで久保をベンチに下げた。

 1点を追うデュッセルドルフは10人を相手に苦しい展開が続いたが、思わぬ形でスコアが動いた。後半17分、FWドディ・ルケバキオが右サイドから鋭いアーリークロスを入れ、オウンゴールを誘発。DFエヴェルトンが頭でクリアを試みたボールがゴールマウスに吸い込まれた。

 幸運な形で同点に追いついたデュッセルドルフは後半34分に宇佐美を投入。すると、後半38分、左サイド深い位置のFKをMFケヴィン・シュテーガーが左足で蹴り込むと、ニアサイドのDFカーン・アイハンが頭で合わせ、逆転に成功。デュッセルドルフは2-1で勝利し、2試合ぶりの勝利。ニュルンベルクはボリス・ショマース新監督体制2試合目で初黒星を喫し、リーグ戦17試合未勝利となった。
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