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大宮ファンマは開幕不発…距離感、連携は発展途上も高木監督「大きな問題ではない」

ゲキサカ / 2019年2月24日 21時24分

今季、大宮に加入したFWファンマ・デルガド

[2.24 J2第1節 大宮0-0甲府 NACK]

 J2屈指の戦力を誇る大宮アルディージャは2年ぶりのJ1復帰を目指す新シーズンを迎えた。高木琢也新監督の下で3-4-2-1のシステムを採用。長崎から新加入のFWファンマ・デルガドを1トップに据え、右シャドーにMF茨田陽生、左シャドーにFW大前元紀が入った。

 新システムの浸透ぶりはプレシーズンマッチでも発揮されていたが、開幕戦は同じく3-4-2-1を採用する甲府とのミラーゲームにスコアレスドロー。期待のファンマは不発に終わった。前半はいい形でボールが受けられなかったが、後半は高さを生かして味方にチャンスをつくり、自らもゴールに迫った。後半17分に左CKからヘディングシュートを放てば、後半37分にはFKに右足を伸ばして合わせたが、惜しくも枠を捉えられなかった。

 2シャドーとの距離が離れ、周囲のサポートが足りない場面が見られた。高木監督も「ポジショニングが離れていた。2シャドーが連動するような動きができなかった」としたうえで、「それは話していけば分かる部分。大きな問題ではない」と前向きに受け止めた。ファンマ自身は「3人がうまくコンビネーションをつくれば脅威になる。間、間を突くパスを狙ってもっと相手に怖さを与えなければ得点に結びつかない」と修正点を挙げた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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