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チェルシー守護神の“交代拒否”騒動…モウリーニョが持論を展開

ゲキサカ / 2019年2月26日 7時53分

交代を拒否したケパ・アリサバラガ

 チェルシーに所属するスペイン代表GKケパ・アリサバラガの“交代拒否”について、ジョゼ・モウリーニョ氏が口を開いた。英『スカイ・スポーツ』が伝えている。

 24日、チェルシーはカラバオ杯(リーグ杯)決勝でマンチェスター・シティと対戦。スコアレスで迎えた延長後半、何度か治療を受けていたケパに対し、マウリツィオ・サッリ監督がGKウィリー・カバジェロとの交代を指示した。しかし、ケパはこれを頑なに拒否。サッリ監督は怒りを露わにしていた。

 その後、ケパはPK戦でMFリロイ・サネのシュートを止めたが、PK3-4で敗れた。試合終了後、サッリ監督は「互いに誤解があった。彼はフィジカル面での問題で交代を命じたと思っていたようだ。だから、『フィジカルに問題はない』と彼は言っていた。そういう意味では正しかったと思うが、私はカバジェロを使いたかった」と説明した。

 今回の騒動について、元チェルシーの指揮官であるモウリーニョ氏が持論を展開。「幸いなことに、私が率いた時にこのようなことが起きたことはなかった。GKは個性と自信を示したいと思うものだ。彼はそれを望み、PKを止めてチームを救いたいと考えた。私はそういった姿勢が好きだね」と語り、ケパの行動を尊重した。

 一方でモウリーニョ氏は、チームにとって「複雑な状況」を引き起こしたとも考えている。「気に入らないのは、ケパが監督やコーチ、選手全員を非常に壊れやすい状況に置いたことだ。それにカバジェロ。見ていて本当に悲しかった」と、準備しながらもピッチに入れなかったアルゼンチン代表GKを思いやった。
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