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「唯一議論の余地がない」レアル指揮官が語る“絶対的なスタメン戦士”

ゲキサカ / 2019年2月27日 9時40分

クラシコへ意気込むサンティアゴ・ソラーリ監督

 レアル・マドリーは27日、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝第2戦でホームにバルセロナを迎える。前日会見でサンティアゴ・ソラーリ監督が語った内容をクラブ公式サイトが伝えた。

 6日に敵地カンプ・ノウで行われた第1戦は1-1のドロー。ソラーリ監督は決勝進出を懸けて臨む第2戦について「本当にすごい試合、スペインサッカーにとって素晴らしいクラシコになると予想している。それは常にスペインをサッカー界の首都にしている試合であるし、サッカーはスペインを素晴らしい国にしている要素のひとつだよ」と期待を込めて話した。

 続けて「我々のサポーターは唯一議論の余地のないスタメンなので、全員に来るようにお願いしたい」と共闘を呼びかけ、「フォーカスを当てているのは明日のゲームであり、我々全員が今回の対戦を制し、試合を楽しむという目標で一致団結している」と意気込んだ。

 アウェーでの第1戦は前半6分にFWルーカス・バスケスのゴールで先制しながら、後半12分にバルセロナのFWマウコムに同点弾を許した。

 それでも指揮官は「第1戦はすでに終わり、とても素晴らしい試合だったので、明日もそれと同じくらい素晴らしいものになることを願っている」と試合内容を前向きにとらえ、「我々は自分たちがやってきたこと全てを継続させる必要がある。チームはうまくいっていること、そしてどこに行かなければいけないかを分かっている」とチーム状態の良さを強調している。

 また、前回のクラシコでは右足に違和感があったFWリオネル・メッシが先発を外れていたが、バルセロナのエースは直近のリーグ戦でキャリア通算50回目のハットトリックを達成するなど好調を維持しており、今回はスタートからピッチに立つ可能性が高い。

 だが、ソラーリ監督は「メッシに恐れがあるか」という質問に対して「その言葉はサッカーを競うものには存在しない」と否定。「我々は競争を楽しんでいるし、日々、自分たちのハートやフィジカルを捧げている。我々は全ての試合に勝つために立ち向かいながら臨んでいるよ。我々はそれを楽しみたい」と強気に語った。
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