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敵地クラシコ制したDFピケ「ここにいるスペインのテレビ局が…」

ゲキサカ / 2019年2月28日 12時12分

勝利を喜ぶバルセロナDFジェラール・ピケ

 バルセロナDFジェラール・ピケはレアル・マドリーとのコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝第1戦の試合後、ミックスゾーンの取材対応で、カタルーニャ州独立に関する政治犯の処遇に言及したようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

「ここにいるスペインのテレビ局がとても不公平な政治犯の裁判にもっと時間を費やせば、そしてスペインの人々がVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)について話す代わりに目の前で起きていることを見るようになれば、僕らの国は少しはより良くなるだろうね」。

 バルセロナのあるカタルーニャ州では2017年10月、住民投票の末にカタルーニャ共和国としての独立宣言に署名。その後、スペイン高裁に宣言は無効化されたが、独立運動に関わた一部の政治家・活動家が拘束された。かねてより独立支持派を公言していたピケはあらためて自身の立場を示した形だ。

 マドリードではピケに対する反発感情が強く、この試合でも指笛やブーイングが向けられた。だが、それには「とても楽しい試合だったし、何も聞こえなかった」と冷静。3月2日に同会場でリーグ戦が開催されるが、「もし彼らが勝てば勝ち点6差になる。僕たちは活力を持ってここに来るよ」と試合に集中する構えだ。

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