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「自分が持っていないモノを…」「ジュニアだったら何とかしてくれる」三菱養和SCユースの190cmコンビ、FW栗原&MF望月

ゲキサカ / 2019年2月28日 20時41分

注目の190cmコンビ、FW栗原イブラヒムジュニア(左)とMF望月ヘンリー海輝が三菱養和SCユースに白星をもたらす

 “街クラブの雄”こと三菱養和SCユース(東京)には今年、2人の「大器」がいる。一人目はU-18日本代表歴も持つ190cmFW栗原イブラヒムジュニア(2年)だ。圧倒的な高さから繰り出すヘッドは超高校級。加えて、高校トップレベルのDF相手でも攻防戦で主導権を握り、味方にボールを繋ぐ力がある。ガーナにルーツを持つFWは昨年、プリンスリーグ関東で2桁得点をマーク。今年はさらなる量産を目指している。

 もう一人は、2月に監督復帰した生方修司監督がそのポテンシャルを非常に高く評価する190cmMF望月ヘンリー海輝(2年)だ。ナイジェリア系の大型プレーヤーは昨年までDF。公式戦の活躍はまだだが、2年間、じっくりと育てられてきた望月は今年、中盤での起用が有力視されている。このサイズ感に加えて柔らかい動きができ、跳躍力は栗原以上というほど。19年、活躍が期待される2人に互いの印象や意気込みを聞いた。

―新チームがスタート。現状で感じていることを教えてください。
栗原「(新チーム、新体制になって)チームの雰囲気がガラッと変わって、これまで積み重ねてきて学んできたことから、また気持ち的にも切り替わった感じがあって、逆に楽しみです。ウブさん(生方監督)も中学生の時(三菱養和SC巣鴨ジュニアユース)に監督をやっていて、自分たちのこともよく分かっている関係。そういう監督とまた巡り会えたことが嬉しいですし、また一年間戦えるのはとても楽しみです」
望月「2年間、(前監督の)増子(亘彦)さんの下でやってきて、学んできたことがある。中学生の時にウブさんから教えてもらっていて慣れた部分もありますけれども、変化として良い形で、新たに取り入れていければいいと思っています」

―お互いの印象を教えてください。
栗原「(望月は)自分が持っていないモノを持っていて、この身長で一番動ける良さがある。あとは、自分よりも跳べるんで、そういうところでは自分が逆におとりになって彼が跳ぶという場面もあれば、逆になる場面もあるし、そういう幅が出るのかなと思っています」
望月「ジュニアは強いのはもちろんなんですけれども、足元もあるし、『ジュニアだったら何とかしてくれる』という期待感もあります。ジュニアも言っていたけれど、僕とは真逆の選手なので、そういった意味でも期待しています」

―今年、見て欲しいところは?
栗原「去年1年間戦った中で試合に出ていた人はまた力をつけていると思うし、自分たちは今年、両サイドに突破力のある選手たちがいる。今、チームでは個を高めようとしていて、試合では個人の能力でどんどん突破したり、迫力のある攻撃をしていきたい。去年は守備を重視しながら試合を進めていたんですけれども、今年は攻撃、攻撃という感じで自分たちの迫力ある攻撃が出せるように。そして、そこに注目して欲しいですね」

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