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ビジャを直撃「なぜ今のタイミングでJリーグに来たの?」

ゲキサカ / 2019年3月2日 8時0分

FWダビド・ビジャ

 今季よりヴィッセル神戸でプレーすることになった元スペイン代表FWダビド・ビジャが『ゲキサカ』のインタビューに応じた。元スペイン代表として輝かしいキャリアを持ち、昨季までアメリカMLSのニューヨーク・シティ活躍を続けていた37歳ストライカーは、なぜJリーグ入りを決断したのか――。

―そもそもなぜ今のタイミングでJリーグ入りを選択されたのでしょうか?
「そろそろニューヨークの生活から切り替えようかなと思っていたところにヴィッセルからのオファーを貰ったんだ。でも一番の理由はヴィッセル神戸が契約を望んでくれたからだよ。自分に対する愛情を感じたことが一番の理由なんだ。僕のキャリアの中でJリーグクラブからのオファーは今回のヴィッセルが初めてだったけど、不安はなかったね」

―イニエスタ選手やポドルスキ選手が在籍していたことも影響したかと思います。
「もちろん彼らのような偉大な選手とプレーできることは大事なモチベーションになる。アンドレス(・イニエスタ)とも話をして、神戸に来ることを決めたんだから」

―イニエスタ選手とはどのような会話をしたのですか?
「アンドレスにはサインをする直前に電話をしたんだけど、家族はどう過ごしているのかとか、彼自身の生活、ヴィッセルというチームはどのように選手を扱うかといったようなアドバイスをもらったよ。僕はサッカー選手以前に人としての生活を大事にしているから、その部分がクリアできるかをまずは確かめたかったんだ」

―かつて在籍されたバルセロナをモデルにした“バルサ化”をクラブはより進めようとしていると感じるのですが、日本での浸透は可能だと思いますか?
「もちろん僕は出来ると確信しているし、ヴィッセルのスタッフもみんながそれに向けて頑張っている。確かに時間はかかるかもしれないけど、最終的には我々の目指すべきスタイルになると思っているよ」

―2月22日のC大阪戦でJリーグデビューを飾りました。
「そうだね。まずはデビュー出来たことが何よりうれしかった。Jリーグはどういうものかを評価するのはまだ早いけど、いい環境、いい雰囲気で試合が行われていることが分かったので、とにかくすごくポジティブだね」

―早くもチームに馴染めているように感じました。
「まず日本での生活が家族も幸せだし、自分もとても楽しく過ごせていることが大きい。チームメイトも技術面がしっかりしている選手が多くて、プレーのビジョンもしっかりしているので非常に満足している。レオ(大崎玲央)は英語を話せるのでコミュニケーションを取れるし、すべての選手と通訳を介してだけど、コミュニケ―ションは取っているんだ」

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