圧巻だった前半45分間…横浜FM三好「場所を守っているだけでは自分たちは止められない」
ゲキサカ / 2019年3月2日 17時30分
[3.2 J1第2節 横浜FM2-1仙台 日産ス]
前半45分間で一方的に主導権を握り、圧倒したまま2点のリードを奪ったホーム開幕戦の横浜F・マリノス。「ボールを持てる時間が長いのは分析から分かっていたので、どう崩すかがポイントだった」(MF三好康児)。そんなゲームプランを最後まで遂行し、2年ぶりの開幕2連勝に結びつけた。
低い位置で9人がひしめく相手守備ブロックに対しても、昨季から積み上げてきたポゼッションスタイルを貫いた。それは今季から加わった三好も同じ。移籍2戦目にして「相手は人にプレスに来るというより場所を守るフォーメーション。相手を外すこと、スペースに動くことを意識すれば外れると思っていた」と自信はあったという。
密集の中で複数の選手がローテーション気味に動き回るが、選手同士のポジションが重なることはない。「スペースが空いてない場合は自分だけの動きじゃ外せないので、場所を守るディフェンスに対しては全員で動いて空けるしかない。全員で動きを共有することで合わせられる」(三好)。そんなコレクティブなパスワークを終始繰り広げた。
相手を深く押し込むことで、仙台の反撃をほとんど許さず、焦って前に出てきたところから2点を奪った。「場所を守っているだけでは自分たちは止められない」。そう自信を示した背番号41は「相手はどこで誰をつかめばいいか分からないし、相手にとって嫌だろうなと思う」と戦いぶりを誇った。
「常に選択肢が多いので、常に顔を出してくれるし、GKから全員がボールを受けられる。ボールロストの少ないサッカーだと思う」。新天地のスタイルには早くも手応えを感じている様子。その一方で「まだ2試合。どこも修正してくるし、研究してくるので、これからが大事」と自らも成長していく姿勢は崩さない。
この日も、後半の試合運びに目を向けて「欲を言えばもっとあったチャンスを決め切れれば圧倒できたし、これからずっと得点のところはこだわっていかないといけない」と課題を指摘。移籍後初戦で豪快なミドル弾を決め、2戦目では淀みないコンビプレーも見せた21歳だが、求めるものはまだまだ先にあるようだ。
(取材・文 竹内達也)
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