17歳の新星、プロ初ゴール、不運な初退場も…J1・J2第2節、存在感を放ったルーキーたち
ゲキサカ / 2019年3月14日 5時4分
Jリーグは3月1〜3日、J1・J2リーグの第2節を開催した。高校、ユース、大学からの新加入選手は合計21人が試合に絡み、そのうち4人がプロ初出場。J1リーグで17歳の新星が登場した他、J2では新人2人目の得点者が現れた一方、不運な判定による初の退場者も出てしまった。
2月下旬に開幕した2019年のJリーグ。開幕節ではJ1、J2合わせて33人のルーキーがメンバー入りし、20人がピッチに送り出された。これは昨季に比べて、ベンチ入りメンバーで見れば5人、出場メンバーで見ても4人多かった。[(第1節まとめ)]
■J1リーグ(1、2日)
J1第2節でメンバー入りしたのは以下の9人。そのうち6人がピッチに立ち、3人がJリーグデビューを果たした。(★は初出場、☆は初ベンチ入り)
鹿島MF名古新太郎(22=順天堂大) ベンチ ※1
湘南FW大橋祐紀(22=中央大) ベンチ ※1
名古屋MF相馬勇紀(22=早稲田大) 先発〜前半終了 ※1
広島MF東俊希(18=広島ユース) 後半29分〜
広島MF松本大弥(18=広島ユース) 後半39分〜
鳥栖MF松岡大起(17=鳥栖U-18) フル出場★ ※2
鳥栖MF樋口雄太(22=鹿屋体育大) 後半34分〜★
大分GK小島亨介(22=早稲田大) ベンチ
大分MF高畑奎汰(18=大分U-18) 後半40分〜★
※年齢は試合日時点
※1=2種選手、特別指定選手として昨季以前にJ1、J2デビュー済
※2=今季2種登録
最も注目が集まったのはサガン鳥栖U-18から2種登録された新高校3年生世代のMF松岡大起。高いキックの精度と豊富な運動量を持つクラブ期待の新星ゲームメーカーだ。ビジャ、イニエスタ、ポドルスキの“VIP”を擁する神戸に対し、Jリーグ初出場にして90分間のフル出場を果たしている。
鳥栖では大卒世代のMF樋口雄太もプロ初出場。開幕節で出場した大橋、相馬は昨季中に特別指定選手として試合に出ていたため、今季の大卒世代でJ1デビューを飾った最初の選手となった。また、鹿島アントラーズでは昨季1試合出場のMF名古新太郎が今季初のベンチ入りを果たした。
高卒世代では大分トリニータの育成組織から昇格したMF高畑奎汰が左ウイングバックの位置でJリーグデビューを飾っている。
■J2リーグ(2、3日)
J2第2節でメンバー入りしたのは以下の22人。うち15人がフィールドに送り出され、リーグ戦初出場は1人だった。開幕節は27人がメンバー入り、16人がピッチに立っていたが、やや減少する結果となった。(★は初出場、☆は初ベンチ入り)
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