ブレる監督人選…レアル元会長「毎度毎度…」「問題はそこじゃない」
ゲキサカ / 2019年3月7日 13時57分
レアル・マドリーの元会長であるラモン・カルデロン氏がクラブの監督人選に苦言を呈している。英『BBC』が伝えた。
レアルは5日にホームで開催されたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦第2戦でアヤックスに1-4で敗れ、2戦合計3-5でベスト16敗退が決定。また、その前に行われたクラシコ2連戦でも連敗を喫していたことで、コパ・デル・レイはベスト4敗退、リーガ・エスパニョーラは首位バルセロナと勝ち点12差と、今季の無冠が濃厚となった。
昨年10月にフレン・ロペテギ前監督の解任に伴い、Bチームからトップチームの指揮官に昇格したサンティアゴ・ソラーリ監督だが、その立場は危うくなっている。
アルゼンチン人指揮官の進退が不透明となる中、クラブは元監督のジネディーヌ・ジダン氏の復帰を検討していたようだが、すでに断られているという。
ジダン氏は昨年の夏、欧州CLで前人未到の3連覇を果たした5日後に監督の座を退いていた。2006年から2009年までレアルの会長を務めたカルデロン氏は、次のように説明している。
「(フロレンティーノ・ペレス)会長は今朝、ジダンに復帰をお願いした。そして断られた。ただ、6月に復帰する可能性は残されている」
また、カルデロン氏は2010年から2013年までレアルを率い、ジダン氏と同じく復帰の可能性が報じられるジョゼ・モウリーニョ氏についても言及。彼の復帰は悪手だと、クラブへ厳しい言葉を投げかけた。
「会長にとって最初のオプションは、毎度毎度モウリーニョだ」
「だが問題はむしろ、誰がこのクラブを経営しているのかにあるんじゃないか? 彼らはジダンやモウリーニョの復帰の可能性を検討しているが、2人のサッカーに対する考え方は全く違う」
「こんな状況になってしまったのは、不安定で気まぐれな会長に責任がある。モウリーニョ復帰のオプションはあるが、私からすれば的外れもいいところだ」
一貫性のない監督人選を批判したカルデロン氏。「ここから何をしても、今季はダメだろう。シーズン終了まで待つべきだが、シーズンが終わるまではあと3か月もある。その間、ファンから批判や怒りをぶつけられるのに耐えなければならない」と、クラブが置かれている厳しい現状を指摘した。
●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集
●柴崎、乾の試合も!!“初月無料”DAZNでライブ配信中
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
レアルのアンチェロッティ監督がバイエルンを警戒「とても危険な相手」「トゥヘルは天才だ」
ゲキサカ / 2024年4月30日 14時55分
-
レアル指揮官が決勝弾の19歳ギュレルを称賛「並外れたクオリティーと素晴らしい才能」
ゲキサカ / 2024年4月27日 21時4分
-
バルセロナがシャビ監督の来季続投を発表「方向転換をはかるために、あの当時はあの決断が正しかった」
ゲキサカ / 2024年4月25日 22時3分
-
シャビ監督が退任撤回で来季続投へ…バルセロナ副会長「彼は契約を全うする」
ゲキサカ / 2024年4月25日 11時11分
-
チャビ監督が来季続投を決断…バルセロナ副会長「チャビは残るだろう」
超ワールドサッカー / 2024年4月25日 7時15分
ランキング
-
1横浜、悲願のACL優勝に王手!植中、渡辺皓弾でアルアイン下す コロナ渦以降初の5万人観客の前で躍動
スポニチアネックス / 2024年5月11日 21時8分
-
2阪神は最大7点差をひっくり返されて大逆転負け 8回に岩崎が2発 岡留が1発被弾
スポニチアネックス / 2024年5月11日 17時23分
-
3蛯名正義・調教師が凡走に終わった管理馬の気持ちに寄り添ってレースを振り返る 馬のメンタル面を理解するのは本当に難しい
NEWSポストセブン / 2024年5月11日 11時15分
-
4止まらぬ日本企業のドジャースとのスポンサー契約「大谷翔平は金儲けの機械だ」
東スポWEB / 2024年5月10日 14時28分
-
5巨人4連勝で722日ぶり単独首位!岡本和が同点6号&決勝7号、菅野は球団最速1500奪三振で4勝目
スポニチアネックス / 2024年5月11日 21時8分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください