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スペシャルオリンピックス世界大会の結団式を開催。SOサッカー日本代表の目標は「金メダル」と「全力で楽しむ」

ゲキサカ / 2019年3月11日 13時50分

 SO日本代表の主将をつとめるアスリート・丸山祥太は学生時代、テニスや水泳など個人競技に励んでいたが、長野のサッカーチームが発足した2016年7月から競技をはじめた。チームスポーツに取り組む中で、指示を忠実に守ってこなすだけでなく、自分の意見を持って、人に伝えられるようになった。現在、ヤマト運輸で働く24歳は6日、社内の朝礼で「アブダビに行く丸山さんを日本から応援してください」と紹介されたという。 

「うれしかったですね。障がいがあっても、それまでやったことのないことにチャレンジできたことは成長したと思います。(主将になって)すべての場面ではないですが、みんなが何かあったときには声をかけられるようになりました。(アブダビでは)英語を喋れるわけではありませんが、ピンバッチの交換をしたりして他の国の人とも交流したいです」

 帰国後の朝礼に、金メダルを下げてのぞみたい。丸山は大きな期待と夢を抱き、世界を制する旅に出る。

【SOサッカー日本代表】
アスリート井上友博(長野)
アスリート石山裕太(長野)
アスリート丸山祥太(長野)
アスリート赤沼大地(長野)
アスリート春原翔(長野)
アスリート橘勇佑(京都)
パートナー井上敬之(長野)
パートナー望月大輔(長野)
パートナー山﨑大輔(長野)
パートナー髙橋佳汰(長野)
パートナー小山光(長野)
パートナー安部大河(京都)

ヘッドコーチ西野累(京都)
コーチ春原紀子(長野)
コーチ山本杉樹(長野)
※( )はSOの所属

(取材・文 林健太郎)
●障がい者サッカー特集ページ

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