チェルシー3発快勝も…サッリ監督は第2戦へ慢心なし、「失点をすれば精神的に難しくなる」

勝利を手にしたマウリツィオ・サッリ監督

[3.7 EL決勝T2回戦 チェルシー3-0ディナモ・キエフ]

　チェルシーは7日、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦第1戦でディナモ・キエフ(ウクライナ)に3-0で勝利。準々決勝進出に大きく近づいたマウリツィオ・サッリ監督は、第2戦に向けて気を引き締めている。

　クラブ公式サイトによると、指揮官は「良い結果だ」と試合を振り返る。「失点をしなかったし、ホームで無失点に抑えることがこの大会では重要だ」とアウェーゴールを与えなかったことに触れ、攻撃面では「前半はより多くのゴールを決めることができたと思うよ」と100点満点には至らなかったようだ。

「気を引き締めないとね。勝ち進むためには、決意を持ってウクライナに向かわなければいけない。失点をすれば精神的に難しい状況となる。注意して試合に臨まないと」

　さらに、ダメ押しの3点目を挙げたFWカラム・ハドソン・オドイについても言及。今大会で3点目に達した18歳を「彼の力はわかっている。素晴らしい選手だ。18歳でキャリアの頂点に達することはない。22、23歳まで成長を続けられるはずだ」と称賛している。

　しかしサッリ監督は特別視はしないと語る。「18歳で重圧を受けるのは選手にとって危険な状況だ。ターゲットを見失ってしまうことがある」と若さゆえの特別扱いを危惧しており、「18歳の選手にとってターゲットは戦術的、精神的、身体的に成長することだ。だから特別彼について話すことは好きじゃない」と語っている。
●ヨーロッパリーグ(EL)18-19特集
●注目試合をチェック!!“初月無料”DAZNでライブ配信中