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鎌田が今季12点目も他の決定機生かせず…冨安が失点に絡んだシントトロイデン、9人の相手に痛恨ドロー

ゲキサカ / 2019年3月11日 7時48分

今季12得点目を挙げたMF鎌田大地

[3.10 ベルギー・リーグ第29節 ムスクロン1-1シントトロイデン]

 ベルギー・リーグ第29節が10日に行われ、5位シントトロイデンは敵地で10位ムスクロンと対戦し、1-1で引き分けた。20試合連続スタメンのMF鎌田大地は前半15分に先制ゴールを記録。5試合ぶりとなる今季12得点目を挙げ、90分間プレーした。また、DF冨安健洋は5試合連続で先発フル出場。ベンチ入りしたMF関根貴大とFW木下康介は出番なしとなった。

 シントトロイデンは前半15分に先制。PA内右で仕掛けたFWジョルダン・ボタカが右足でシュート性のクロスを送り、ファーに抜けたボールを鎌田が左足で流し込む。鎌田にとっては3日の第24節オイペン戦(4-1)以来、5試合ぶりのゴールとなった。

 前半23分にはMFアレクシス・デ・サールのスルーパスから鎌田がフリーで抜け出し、PA手前中央でGKとの1対1から右足でシュートを放つ。しかし左手で触られ、ボールはゴール右に外れた。

 すると前半33分、ムスクロンのMFマヌエル・ベンソンが左サイドで冨安を相手に縦への突破を図り、PA内左で体をぶつけられて一瞬バランスを崩しながらも左足でクロス。フリーで待っていたFWタイウォ・アウォニイが右足で押し込み、試合を振り出しに戻した。

 後半23分には鎌田に決定機。GKケニー・ステッペからのロングキックに反応して再び裏へ抜け出し、PA手前中央から右足でシュートを放つ。だが、ここもGKの好セーブに遭い、跳ね返りに合わせたヘディングもゴールラインぎりぎりでDFにクリアされた。

 さらに後半27分にムスクロンのMFニコラ・グラン、同34分にはMFフランク・ボヤがいずれも2度目の警告で退場し、数的優位に立つ。シントトロイデンは9人の相手を最後まで攻め立てたが、2点目は生まれず。勝ち点1の獲得にとどまり、2試合勝ちなし(1分1敗)でプレーオフ1(チャンピオンシッププレーオフ)圏外の7位に後退した。
●海外組ガイド
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