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[ヤングサッカーフェスティバル]最後まで勝ちにこだわり劇的白星!1、2年生で構成の静岡県選抜が日本高校選抜撃破!

ゲキサカ / 2019年3月13日 1時46分

 日本高校選抜は後半開始から5人を入れ替えてテンポアップしてきたが、静岡県ユース選抜は加藤慎一郎監督(清水ユース)が「選手たちが相手を良く見てやってくれた」と頷いたように、冷静にボールを繋いで相手にリズムを与えない。そして、後半も松村が躍動。25分にはゴール前のこぼれ球に松村が反応したが、右足シュートは日本高校選抜の守護神・飯田雅浩(青森山田/3年)が止めてスコアは動かない。

 膠着した展開の中日本高校選抜は、MF岡井駿典(市立船橋/3年)がバランスを取りながら、より攻撃に比重を傾けていく。左サイドに張った豊島基矢(青森山田/3年)を再三活用。そのクロス、シュートなどから1点をもぎ取ろうとする。やや前掛かりになりながらも攻める日本高校選抜は36分、中盤で前を向いたFW 染野唯月(尚志/2年)が左サイドへ展開。豊島のクロスに染野が飛び込んだが、ボールは枠上へと外れてしまう。それでも緩めずに攻め続けた日本高校選抜だったが、静岡県ユース選抜も勝つことだけを考えていた。

 アディショナルタイム、静岡県ユース選抜は中盤でボールを奪うと、MF坂本康汰(藤枝東高/2年)が左サイドへ展開。これを受けたWB鈴木海音(磐田U-18/1年)がPAへラストパスを入れ、FW山崎稜介(清水ユース/2年)が走り込む。左ポストを叩いたシュートの跳ね返りを10番FW三木が1タッチでゴールへ押し込んだ。

 劇的な決勝ゴールに沸く静岡イレブン。加藤監督は「勝つこと」を諦めずに戦いきった選手たちについて「よくやってくれました。しっかりしていますね」と頬を緩めていた。そして西島は「諦めないで最後までできたので良かったです」と語り、年代別日本代表などと戦う予定のSBSカップ(8月)でも「静岡を背負うからにはどこにも負けたくない。サッカー王国と言われているので意識しながら、誇りを持ってやっていきたいと思っています」と誓っていた。注目されている日本高校選抜打倒を果たして自信をつけた静岡の選手たちが、今シーズン、それぞれの戦いの舞台で活躍する。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018
2019日本高校選抜欧州遠征特設ページ
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