J1より先にACLで勝った川崎F鬼木采配、中村憲剛「勝って雰囲気良くなった」
ゲキサカ / 2019年3月14日 5時0分
[3.13 ACLグループH第2節 川崎F1-0シドニーFC 等々力]
J1リーグ戦よりも先に、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で勝利を挙げた。王者川崎フロンターレはJ1開幕3試合ドロー、ACLは黒星発進と、公式戦4試合未勝利(3分1敗)が続いていたが、ホームで待望の瞬間を迎えた。公式会見に出席した鬼木達監督は「ホームで勝ち点3を取って、サポーターと喜び合えたことをうれしく思う。本当に今日はそれだけ」と言った。
鹿島がアジア王者に輝いた昨シーズン、川崎Fは2連覇を達成した一方、序盤にACLグループステージ未勝利(3分3敗)で敗退。雪辱を誓う今シーズンは4冠を目標に掲げる中、6日のグループステージ第1節で上海上港(中国)に0-1で敗戦。嫌な流れが続いていたが、連戦のピークで迎えたこの日は苦しみながらも貴重な1勝。2月16日のゼロックススーパー杯浦和戦(1-0)以来、約1か月ぶりの白星を飾った。
鬼木監督のメンバー選考にもアジア王者への意欲がにじんでいる。MF中村憲剛、FW小林悠の2人は6日のアウェー上海上港戦でフル出場すると、10日のJ1第3節横浜FM戦(2-2)は“温存”。再びACLで先発した中村はボランチの位置でフル出場。守っては前半38分、後半35分に素早くボールを奪取して危険を潰し、攻めては後半38分に右足クロスで決勝ゴールを演出した。
「ACLは最初(第1節)に負けて、自分たちが自信を取り戻す意味ではもっとドカンと勝てればいいけど、体力的にもそうはいかない。向こう(シドニーFC)もまず守りからっていうのがあったと思う。そういう相手をちゃんとゼロで抑えて勝った」(中村)
過密日程の中、満足できる試合内容には遠くても、勝利が一番の良薬になる。「ずっとモヤモヤしてたけど、やっぱり勝って雰囲気も良くなりましたし。ロッカールームも」。5連戦のラストは中2日、17日の第4節G大阪戦。次はホームで今季J1初勝利をもぎ取る。
(取材・文 佐藤亜希子)●ACL2019特設ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
黒田監督は「プロの世界の中では珍しいタイプ」 町田主将が語る「根本を一度も緩ませない」手腕【インタビュー】
FOOTBALL ZONE / 2024年7月17日 18時20分
-
「横浜FMの状況が悪化」トップディビジョン初指揮で苦戦するキューウェル監督に母国紙嘆き「一方マスカットは中国で…」
超ワールドサッカー / 2024年7月13日 14時15分
-
カップ戦は「筋肉増強剤」、低調な川崎FのOB鄭大世氏、J2甲府との対戦は「過信、慢心に気をつけたい」
超ワールドサッカー / 2024年7月2日 20時50分
-
【J1注目プレビュー|第21節:神戸vs鹿島】攻撃が低調な神戸とエース不在の鹿島、首位を目指す上位対決
超ワールドサッカー / 2024年6月30日 13時45分
-
川崎Fvs広島 試合記録
ゲキサカ / 2024年6月30日 13時42分
ランキング
-
1【パリ五輪】スケボー男子の堀米雄斗が金メダル!「諦めかけたこともあった」滑り込み五輪内定から大一番で強さを発揮し、堂々2連覇
スポーツ報知 / 2024年7月30日 1時25分
-
273キロ級・橋本壮市 32歳初五輪で意地の銅メダル!“微妙判定”乗り越え…笑顔でスタンドに投げキッス
スポニチアネックス / 2024年7月30日 1時25分
-
3女子57キロ級・舟久保遥香が涙、涙の銅メダル!9分超激闘制し日本柔道通算100個目のメモリアルメダル
スポニチアネックス / 2024年7月30日 0時45分
-
4馬術が快挙 団体“史上初の銅メダル“ 競技としても92年ぶりのメダル獲得
日テレNEWS NNN / 2024年7月29日 20時39分
-
557キロ級・舟久保遥香 準々決勝で敗れる…あっ開始9秒の悪夢 仏選手に一本負け会場騒然 敗者復活戦へ
スポニチアネックス / 2024年7月29日 19時49分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください