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小競り合いで一時中断も…出場停止明けの堂安が先発のフローニンゲン、完封勝利で7戦無敗

ゲキサカ / 2019年3月18日 0時41分

ボールを運ぶフローニンゲンMF堂安律

[3.17 エールディビジ第26節 フローニンゲン 1-0 ADO]

 オランダ・エールディビジは17日に第26節を開催し、MF堂安律とDF板倉滉が所属するフローニンゲンがADOをホームに迎え、1-0の完封勝利を収めた。出場停止が明けた堂安は2試合ぶりにスタメンに名を連ねてフル出場を果たし、ベンチスタートとなった板倉に出場機会は訪れなかった。

 前半14分にフローニンゲンがゴールを脅かす。堂安とのパス交換で右サイドを駆け上がったDFデヨファイシオ・ゼーファイクの折り返しをFWカイ・シーハイスが右足ダイレクトで合わせるが、シュートはわずかにゴール右に外れた。しかし同34分、MFイリアス・ベル・ハッサーニが蹴り出したCKがMFレックス・イメルスのオウンゴールを誘い、フローニンゲンが先制に成功する。

 前半39分過ぎにはMFリュドビート・ライスを後方から蹴ったADOのMFアブデナセル・エル・カヤティに対し、詰め寄ったゼーファイクが押し倒すと両チームが入り乱れた小競り合いに発展。約4分間試合は中断し、事の発端となったエル・カヤティとゼーファイクにはイエローカードが提示された。

 1-0とフローニンゲンがリードしたまま後半を迎えると、同23分にはMFミモウン・マヒのシュートのこぼれ球に堂安が反応するが、ジャストミートさせることができず。さらに同26分にはPA外から堂安が放ったシュートが急激に落下してGKロベルト・ズウィンケルスのファンブルを誘ったが、ボールはゴールラインを越えなかった。

 その後もフローニンゲンに追加点こそ生まれなかったものの、ADOに反撃を許さずに逃げ切って1-0の完封勝利。7試合無敗(5勝2分)と着実に勝ち点を積み重ねている。
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