帰ってきた宇佐美、危機感にじませ再出発「競争の一番下からスタート」
ゲキサカ / 2019年3月19日 5時36分
約9か月ぶりにこの場所に帰ってきた。昨年のロシアW杯以来となる代表復帰を果たしたMF宇佐美貴史(デュッセルドルフ)は合宿初日の練習を終え、日本代表への思いを口にした。
「代表への思いは離れたから強くなるとか、呼ばれているから、ということはない。常に強いものがある。常に行きたい場所。自分の状況に応じて気持ちが左右されることはない」。待望の森保ジャパン初招集。離れていた間も、自身のいないA代表の試合は追っていた。
「いいサッカーをしているなと客観的に見させてもらっていました」。ロシアW杯組の立場を脅かすように若手が台頭し、MF堂安律(フローニンゲン)、MF南野拓実(ザルツブルク)ら2列目のアタッカー陣が躍動した。短い合宿期間の中でそのチームに溶け込み、再定着を目指す宇佐美は「自分のストロングポイントをしっかり落とし込んでいければ」とアピールを誓った。
W杯を経験した26歳はチームの中でも経験のある立場に変わっている。「年齢もそうだし、中心になってやっていかないといけない。そうなれていない自分への悔しさ、歯がゆさもある。中心になっていかないといけないという危機感ももちろんある」。足場を固め、チームを引っ張る意識も芽生えている。
「代表の中心としてやっていく“自覚”と言えるように、もっと自分自身をプレーで出していかないといけない」。下からの突き上げに危機感を感じる中、次のカタールW杯に向けた再出発。「競争の一番下からスタートしていかないといけない立場かなともちろん思っています」と力を込めた。
(取材・文 佐藤亜希子)
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