[新人戦]高川学園は期待の1年生CB田中が奮闘、立正大淞南からの勝利は「自信になっています」
ゲキサカ / 2019年3月18日 23時57分
[3.18 中国高校新人大会決勝 高川学園高 1-1(PK4-2)立正大淞南高 広島スタジアム]
高川学園高の江本孝監督は背番号29をつけたCBについて、「ちょっと見ていてもらいたい」と期待感を口にしていた。手放しで褒めるようなことはしないが、今後を楽しみにしている存在。そのDF田中誠太郎(1年)が中国高校新人大会3試合で12得点を叩き出していた立正大淞南高攻撃陣相手に守備力の高さを発揮した。
立正大淞南の攻撃は前へ鋭いもの。「前から凄かったです」と素直に感想を口にした田中だが、ゴール前のバトルで負けていなかった。またファーストDFのカバーリングを怠らず、相手がシュートモーションに入った際には身体を投げ出してブロックしようとする姿。後半以降はボールを奪った後も慌てずにクリア、繋ぐことをしていた。
堂々のプレーを見せたDFはPK戦で4人目のキッカーを任され、「最後はこっちが2本優位だったので落ち着いて蹴りました」と優勝を決めるシュート。試合後には「立正大淞南に勝てたことは自分の中でも自信になっていますし、これからプリンスでも勝ち続けていきたいです。できた部分は味方がチャレンジしてくれた中で自分がカバーしてその対応だったり、最後身体を張ることができたことかなと思います。でも、入りだったりチームをまとめるということができなかった」と強豪相手にできたこと、できなかったことを自己分析していた。
昨年の選手権予選決勝で先発出場している左SB新山大地(1年)は「新山は同じ1年で去年からも出ていて信頼している」という存在。隣にいる彼や先輩DFたちと最終ラインで身体を張って中国地区タイトルを獲得した。
3年間の目標について人間的な成長とサッカーで結果を出していくことを掲げた1年生DF。「憧れは去年いた田近選手。身近な選手を越えられるように頑張りたいです。守備の1対1の対応だったり、そこで奪っての攻撃参加だったり攻撃力もあったのでそこを真似していきたい」という田中が全国レベルのDFだった先輩CB田近洸貴のような存在となってチームに多くの白星とタイトルをもたらす。
(取材・文 吉田太郎)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[プリンスリーグ中国]岡山学芸館が逃げ切って無敗キープ!! 瀬戸内は1点差に迫るも敗戦:第8節延期分
ゲキサカ / 2024年7月13日 17時52分
-
[プリンスリーグ中国]首位の岡山学芸館は無敗維持…立正大淞南は連敗を4でストップ:第10節
ゲキサカ / 2024年7月6日 19時14分
-
玉野光南が1-0で7試合ぶりのプリンス中国白星。雪辱を期す選手権予選へ向け、DF清水元徳主将「この夏で、どれだけ成長できるか」
ゲキサカ / 2024年7月1日 19時18分
-
[プリンスリーグ中国]岡山学芸館、6連勝で首位快走…高川学園は広島皆実に敗れて今季初黒星:第9節
ゲキサカ / 2024年6月29日 18時14分
-
「隙を突いて、隙を与えない」。長崎総科大附が長崎準決勝を4-0で突破し、宿敵とのリベンジマッチへ
ゲキサカ / 2024年6月28日 11時56分
ランキング
-
1オリンピアンの大甘同情論に透ける「特権意識」…血税注ぎ込まれているだけに厳罰必至の当然【体操女子・宮田笙子 飲酒喫煙でパリ五輪辞退の波紋】#2
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月20日 9時26分
-
2スペイン1部セビージャ、日本での親善試合が中止に
スポーツ報知 / 2024年7月20日 16時33分
-
3MLBオールスター〝ひどすぎる国歌斉唱〟が大炎上 女性歌手に非難殺到「耳から血が出ました」
東スポWEB / 2024年7月16日 19時22分
-
4吉田正尚が大谷翔平&山本由伸と再会「すごくいい雰囲気だな」 後半戦初戦9回に1安打
スポーツ報知 / 2024年7月20日 14時31分
-
5【体操】宮田笙子 五輪辞退に同情も…危機管理専門家「昔はよくあったは通用しない」
東スポWEB / 2024年7月20日 6時8分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください