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モウリーニョの13年前バルサ戦の分析レポート流出…ロナウジーニョは「詐欺師」プジョルは「感情的」当時若手のメッシ&イニエスタは?

ゲキサカ / 2019年3月19日 19時7分

モウリーニョ氏が過去に作成したバルセロナ戦のスカウティングレポートが流出

 ジョゼ・モウリーニョ氏が2006年に作成したとされるスカウティングレポートが流出したようだ。英『ミラー』が伝えている。

 流出したのは、2005-06シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦のバルセロナ対チェルシー戦のもの。スカウティングレポートには、当時チェルシーを率いていたモウリーニョ氏のバルセロナ選手に関する分析が記されている。

 バルセロナのエースだったロナウジーニョ氏については「非常に貧弱な守備意識で、ディフェンスへの切り替えが遅い。詐欺師のような選手で容易に落ちる」と記述。キャプテンだったカルレス・プジョル氏に関しても「アグレッシブだが、とても感情的。レフェリーの判定に怒り、相手の挑発に乗りやすい。ストライカーの近くに中盤の選手が来ると守備のポジショニングが乱れる。最終ラインの統率力がなく、オフサイドを取れない」と具体的に綴っている。

 また、当時はまだ若手選手だったFWリオネル・メッシやMFアンドレス・イニエスタに関する分析レポートもあった。メッシに対しては「クオリティーとスピードがあるレフティー。ロナウジーニョとほぼ同じ特徴を持つ。ドリブルでチームを前進させ、1対1が素晴らしい」とし、イニエスタについても「彼はいつもベンチからやって来る。非常にダイナミックな選手。行動範囲が広く、動きの速さと優れた判断力を備える。トリッキーなプレーヤーだ」と敵ながら称賛している。

 各選手を詳細に分析していたモウリーニョ氏だったが、チェルシーはホームでの第1戦を1-2で落とすと、アウェーでの第2戦は1-1に終わり、2試合合計2-3でベスト16敗退。チェルシーを破ったバルセロナはその後、決勝でアーセナルを2-1で下し、当時14年ぶりとなる2回目の優勝を果たしている。
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