「少しでもポジションが悪いと言われる」内田の薫陶受けるDF安西、“世界標準”胸にA代表デビューへ
ゲキサカ / 2019年3月19日 20時43分
初めての国際Aマッチを控え、頭にあるのは3か月前に突きつけられた『標準』だ。日本代表初招集のDF安西幸輝(鹿島)は合宿2日目の19日、報道陣の取材に応対。22日のキリンチャレンジカップ・コロンビア戦(日産ス)に向けて「違いを見せられるように頑張りたい」と意気込んだ。
安西は昨季開幕前、幼少期から過ごした東京Vを離れて鹿島に移籍。「少しでもポジションが悪いと言われる」というDF内田篤人の薫陶も受けつつ、リーグ戦28試合に出場した。また、クラブ史上初のAFCチャンピオンズリーグ制覇にも大きく貢献し、昨年12月のクラブW杯ではレアル・マドリーやリバープレートにも挑んだ。
しかし、安西にとってクラブW杯はほろ苦い記憶だった。準決勝のR・マドリー戦では後半途中に登場したが、大敗ムードを覆すことができず、フル出場した3位決定戦のリーベル戦は0-4の大敗。南米チーム相手の国際Aマッチ2連戦に向けて、「(3か月前の)あれが標準」と高いハードルを課して挑むつもりだ。
「アグレッシブに行くところ、ビビらず行くところが特長」との言葉どおり、攻撃面で評価されてきた安西だが、3か月前から進歩したのは守備の部分。内田の忠告を受けながら「だいぶ整理されてきた」と手応えを見せると、「3か月前とは違うところを見せたい」と自信ありげに語った。
念願のA代表デビューを目前に控えるが、「サッカーが上手い人たちとやって試合に出たいと思うけど、気持ちが興奮しすぎるとプレーに出る」と闘志は控えめ。それでも「攻撃でアグレッシブに出していきたいし、経験はないがフレッシュさはある。試合に出て結果を出すことが大事」と大舞台での飛躍を誓った。
(取材・文 竹内達也)
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