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アジア杯では唯一の出場なし…東口「悔しい思いは代表でしか晴らせない」

ゲキサカ / 2019年3月20日 22時31分

再出発を誓うGK東口順昭(G大阪)

 アジアカップではチーム唯一の出場ゼロ。日本代表GK東口順昭(G大阪)は「今まで(の代表生活)で一番悔しかった」という苦難をバネに、新たなステージに突き進もうとしている。

 背番号1を着けて挑んだアジア杯では、大会期間の序盤に古傷の腰痛が再発。GK権田修一(ポルティモネンセ)が正守護神の立場を守り続ける中、唯一ターンオーバーで臨んだグループリーグ第3節・ウズベキスタン戦のポジションもGKシュミット・ダニエル(仙台)に譲った。

「この悔しい思いは代表でしか晴らせない」。そう決意して臨んだ今シーズンもG大阪の正GKに君臨。「クラブで求められることをちゃんとやるしかないと思った。GKからのビルドアップはガンバでも求められるし、似ているものはある」と新たな手応えを得ているようだ。

 今回の合宿では権田が招集外となった一方、GK中村航輔(柏)の復帰でレギュラー争いは横一線。「アジア杯の自分とは違うと思っている」という東口にもチャンスは訪れるだろう。「アピールしないと生き残れないし、サバイバルは常にある。爪痕を残していきたい」。チーム最年長の32歳、ここからが再スタートだ。

(取材・文 竹内達也)

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