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後半途中出場でハット!FW上田綺世が決定力で魅せた!「チームメイトに感謝」

ゲキサカ / 2019年3月23日 1時21分

後半途中出場でハット!FW上田綺世が決定力で魅せた!「チームメイトに感謝」

[3.22 AFC U-23選手権予選(東京五輪一次予選)第1節 日本8-0マカオ]

 圧倒的に攻め込みながらも前半をスコアレスで折り返したU-22日本代表だったが、後半から出場したFW上田綺世(法政大)のハットトリックの活躍などで8得点を奪って快勝した。

 試合後、日本ベンチ前に整列して、一礼する場面がみられた。アマチュアサッカーではよく見られる光景だが、国際大会では珍しい。多くがアマチュア選手で構成されるマカオの、“格上”とみる日本への尊敬を感じさせる行動にみえた。

 前半はそんな日本に全力で立ち向かうマカオの選手たちの粘りに苦しんだが、崩すきっかけを作ったのは大学サッカー界のエースだった。後半開始から出場した上田は、1点を先行して迎えた後半9分にFW前田大然(松本)の右クロスを合わせて加点。

 後半15分にはMF三好康児(横浜FM)の浮き球を胸で受けて、倒れ込みながらシュート。さらに2点を加えて迎えた同25分にはエリア内でDFを外して、冷静にハットトリックとなるゴールを蹴り込んだ。

 見せつけた流石の決定力。ただ「流れを引き寄せられれば」と後半のピッチに向かったという上田は、「パスが良かった。それだけ。自分の特徴を理解してくれたチームメイトに感謝したい」と謙遜。「こうやって1試合1試合勝っていくことが大事。僕自身もこうやって全力を注ぎながら、勝利に貢献できればいい」と淡々と話した。

 次戦は24日で東ティモールと対戦する。
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