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DF高橋秀典がAチームデビュー戦でゴール!大阪体育大が天皇杯出場に一歩前進

ゲキサカ / 2019年3月22日 22時31分

 攻守両面で存在感を発揮し、勝利に貢献した高橋だが、ここまでのサッカー人生は順調ではなかった。千葉県から青森山田高に入学したが、股関節の怪我に苦しんだため、ほとんど試合に出られなかった。最終学年でチームは日本一を経験したが、応援団としてスタンドで見守るしかできず、「悔しいと感じるまでの舞台に立てなかったので、途中から大学で活躍するための準備をしようと思っていた」。

 大学は教員免許の取得を考えていたため、黒田剛監督の母校である大阪体育大を選択した。1年目は再び股関節を痛めたが、「復帰してからピッチで活躍することを考えて身体造りやイメージトレーニングをしてきた」ことが奏功し、昨年の途中からBチームの一員としてIリーグでプレー。「能力的には高くないけど、真面目に頑張れる選手。ストロングポイントが明確にあるわけではない分、バランスよくプレーできる。高校で苦しい経験をしたのも活きている」。そう評価する松尾監督によって、今季からはAチームに引き上げられた。

 この日の試合は主力が不在だったため、試合出場が回ってきた形だ。今後は田中や1年生が合流してくるため、ポジションは安泰ではないが、与えられたチャンスを逃すわけにはいかない。「みんなは僕が試合に出ていると聞いて、驚くと思う。ただ、僕が怪我していなければ高校で活躍していたかもしれないというのをみんなに見せたかった」と意気込む通り、ピッチで活躍を続けることで自信の存在を見せつける。

(取材・文 森田将義)

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