壁を破りたい堂安律「もう一つアイデアがあれば…」
ゲキサカ / 2019年3月23日 3時49分
[3.22 キリンチャレンジ杯 日本0-1コロンビア 日産ス]
前半に打った3本のシュートは可能性を感じさせるもの。しかし、わずかに精度が伴わなかったのが痛かった。2列目の右で先発した日本代表MF堂安律(フローニンゲン)は「前半から惜しいシーンがあった。結果的に残念」と唇を噛んだ。
決定力が足りなかったことと同様に、反省点として挙げたのは後半のビルドアップだ。日本が主導権を握った前半とは打って変わり、コロンビアが修正してきた後半は一気に相手ペースに持ち込まれた。それはFWドゥパン・サパタが投入されて相手が2トップに変更した後半12分から顕著になった。
日本は縦パスを入れるコースを消され、ボールを持っては何度も最終ラインに戻すような展開。バックパスを受けたDF昌子源が苦し紛れにロングボールを蹴ったところを奪われ、そこから反撃を食らい、PKによる失点につながった。
「後半は自分たちがボールを持っていたときに、アジアカップのときに似た現象が起きた。あまり前で変化が起きず、後ろでダラダラ回している印象に見えてしまったと思う」
後半20分にFW鈴木武蔵と交代してMF香川真司がピッチイン。新たな化学反応が起きそうな予感はあったが、その6分後の交代で堂安のプレーは終了した。「(香川)真司くんが入って変わりそうな雰囲気があったので、だからこそもう少しやりたかった」という残念さもあった。
それでも打開策はすでに頭の中にある。「バイタルで受ける回数をもう少し増やさないといけない。縦パスを受ける回数を僕も増やしたい。もう一つアイデアがあればいいが……」。アジアカップから続くモヤモヤ感の正体はこれなのだろう。壁を打ち破るための挑戦は続く。
(取材・文 矢内由美子)
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