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日本vsコロンビア 試合後の森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2019年3月23日 3時52分

―相手の守備を崩した攻撃が試合を通してあまりなかったが。
「崩してペナルティーエリアの中に入れなかったという部分はあったと思うので、そこはより確実に得点チャンスを演出できるようにチームとしてレベルアップしないといけない。中央の守備はコロンビアも堅かったと思うので、クロスから得点チャンスにもっとつながってもよかったと思う。サイドからの攻撃でクロスにどこに入っていくかというのをやっていければ、もっとシュートに持っていけたと思う。中央からの突破も含めて、サイドから突破できたときにも中でしっかり合わせていけるようにチームとして共通理解を持って攻撃ができればと思う」

―守備の課題は。
「攻守にわたってインテンシティーを前半のように強度高く保ち、守備にもつなげていければと思っている。守備の部分で相手に対して対応するのはもちろんだが、我々がボールをロストして守備をしないといけない局面が増えたという部分もある。相手のプレッシャーがある中で前線で起点をつくることもそうだし、相手が前線に人数をかけてプレッシャーに来ているということはどこかにスペースがあるわけで、予測と運動量を持って素早くポジショニングを取る、そこにボールを動かしていくというのはこれからのチームの強化としてやっていかないといけないと思っている。ペナルティーエリアの中になかなか入っていけなかったという部分はあるが、世界を見渡しても(中島)翔哉が(ミドルシュートを)何本も打ったり、(堂安)律もシュートを打っていた中で、PAから5m、10mのところはシュートエリアだと思う。そこから日本の選手も狙って打てるようになっているのはポジティブに捉えたいし、シュートレンジを広げることで中にも入っていける。(南野)拓実がターンしてシュートを打ったような局面もつくっていけると思うので、両方をできるようにしたい。ミドルシュートを決められるようになれば相手はもっと出てくると思うし、日本の個の突破、連係連動の突破が生きてくると思うので、両方を上げていけるようにやっていきたい」

―試合後、選手にはどういう声をかけたか。
「結果としてホームで勝てなかったということで、内容がどうあれ、勝利にこだわって戦っていかないといけないということは伝えた。前半のインテンシティーを後半も保っていけるようにということと、相手がプレッシャーをかけてくる中でプレス回避をするということ。それができなかったので守備で押し込まれる部分が多くなり、難しいシーンに対応しないといけなくなった。守備自体のことは上げないといけないが、相手がプレッシャーをかけてきた中でどう回避するかというのをやっていかないといけないと話した。0-1で負けてしまったが、世界のトップトップの強豪国を相手に無失点で戦えればそれに越したことはないし、そこを目標として試合に臨むが、なかなかそれは難しい。最少失点に抑えながら、攻撃で得点できない試合ではなかったと思うので、1点を奪っていけるようなクオリティーを持って次の試合は戦っていこうと話した」

―鈴木武蔵の評価は。
「前半はよくチャンスにも絡んでくれたと思うし、ボールを握るという部分で難しいときに前線で体を張ってくれて、マイボールにしたり、相手を自由にさせないということをやってくれたと思う。前半かなり飛ばしていたと思うので、後半に入ってプレーの部分の運動量、クオリティーが少し落ちたところがあったので、そこは今後上げていってもらいたいが、前半に決定的なチャンスも迎えて、相手にスピードの部分でもフィジカルの部分でも嫌がられる存在であることは十分示してくれたと思う。今後さらに今日の経験を生かして、パワーアップ、レベルアップしてもらえればと思う」

(取材・文 西山紘平)

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