A代表デビューの安西、5分間で直面した「Jリーグとは違う」
ゲキサカ / 2019年3月23日 13時10分
日本代表デビューから一夜明け、DF安西幸輝(鹿島)が語ったのは国際試合とJリーグの違いだった。アディショナルタイムを含めて5分強の出場時間ではあったが、今後のサッカー人生に向けた大きなマイルストーンとなったようだ。
「短時間だったので分からないけど、代表はスピード感が違うし、Jリーグと違うサッカーをする。そこに対応できないと今後は戦えないし、ここに呼ばれたらそういったスタイルに変えないといけない」。
安西はキリンチャレンジカップ・コロンビア戦(●0-1)の後半44分、DF佐々木翔(広島)との交代でA代表初出場。直後には東京Vユースの先輩MF中島翔哉(アルドゥハイル)から「自分を使ってくれたのですごく嬉しかった」というスルーパスに抜け出す場面も見せた。
だが、その場面では相手ディフェンダーにボールを突かれ、クロスを挙げるには至らず。唯一とも言える見せ場を好機につなげられないままタイムアップを迎え、試合後は自身の課題ばかりを感じていたという。
そのなかでも引っかかったのは、Jリーグと国際舞台の違いだった。
「ボールを落ち着くところがJリーグ。セットした状態から攻撃が始まる。ただ、代表のサッカーって、コロンビア代表を見ていても思ったけど、前の選手がどんどん連動して、相手がセットできない状態で崩していく。前に入るスピードが早いので、後ろもオーガナイズして崩さないといけない。そこがちょっと大変かなと思う」。
この日の取材対応ではたびたび「時間が短かったので分からないけど……」という前置きを強調していた安西。ならば次は先発出場のチャンスをうかがう形になるが、「できるだけ多くの選手を使いたい」という森保一監督の言葉を鑑みれば、ボリビア戦(26日、ノエスタ)ではそのチャンスもありそうだ。
コロンビア戦のサブ組が先発に並んだ場合、右サイドバックは昨季まで共にプレーしていたDF西大伍(神戸)。「一緒にやることが多かったし思い切りやりたい」というコンビで「試合に出られたら結果を出したい」と意気込む。まず1試合、待望の初陣で感じた課題を次の試合に生かしていくつもりだ。
(取材・文 竹内達也)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
浦和MF堀内陽太が埼スタJ1デビュー! 19歳の決意表明「中心選手になれるように気合を入れて頑張っていきたい」
ゲキサカ / 2024年7月2日 23時17分
-
トップ昇格内定の東京VユースFW川村楽人が大一番で大活躍。先輩FWからの助言活かした左足弾など2G1A
ゲキサカ / 2024年6月24日 19時5分
-
自身初のJ1先発は悔いを残す一戦に…柏DF野田裕喜「絶対やられちゃいけないところ」
ゲキサカ / 2024年6月23日 12時17分
-
相手選手が「オフの動きもいい」と評価 町田FW平河悠、初挑戦のJ1前半戦の自己評価は?
FOOTBALL ZONE / 2024年6月23日 6時10分
-
日本代表MFが海外移籍…広島が解決すべきボランチ問題 指揮官、判定“怒り”の一戦から上昇できるか【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年6月22日 7時30分
ランキング
-
1エース不在の体操女子日本代表 4人で決戦の地パリ入り
スポーツ報知 / 2024年7月19日 23時10分
-
2《19歳飲酒・喫煙でパリ五輪辞退》体操女子・宮田笙子の実家は「400年以上の歴史を誇るお寺」エースが抱えていた「精神面での課題」
NEWSポストセブン / 2024年7月19日 18時10分
-
3五輪を辞退した宮田笙子について青学大の原晋監督が私見「飲酒、喫煙は残念。ただ、五輪に出られないのは酷。再起のチャンスを」
スポーツ報知 / 2024年7月19日 18時49分
-
4【体操】宮田笙子 五輪辞退に同情も…危機管理専門家「昔はよくあったは通用しない」
東スポWEB / 2024年7月20日 6時8分
-
5DeNA・三浦監督「熱い中で…」 体調不良者が続出 ジャクソン、宮崎、山本が熱中症のような症状
スポニチアネックス / 2024年7月19日 23時5分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)