“サポート強調”もFKキッカーは…小林祐希「他にいます?」
ゲキサカ / 2019年3月23日 13時33分
あくまでも組織全体を見つめている。1年半ぶりにA代表のピッチに立ったMF小林祐希(ヘーレンフェーン)はキリンチャレンジカップ・コロンビア戦(●0-1)から一夜明け、自己アピールよりもチームのパフォーマンスにこだわっていく姿勢を強調した。
コロンビア戦では後半26分、MF山口蛍(神戸)との交代でピッチに登場。2017年10月10日のキリンチャレンジ杯・ハイチ戦(△3-3)以来約1年半ぶりの出場だったが、1点ビハインドからの追い上げをかけるムードの中、的確なポジショニングと機を見たスルーパスで得点につながりそうなチャンスをつくった。
「点を取ること、アシストできるのがベストだけど、前のヤツが躍動できる、後ろのヤツが楽をできるのがボランチの評価になる」(小林)。そういった観点で見れば、森保ジャパン初合流からわずか5日間で、上々のパフォーマンスを発揮したと言えるだろう。
話はチーム全体の評価にも及んだ。出場までの71分間はMF柴崎岳(ヘタフェ)と山口のダブルボランチ。「岳と蛍はパーフェクトでしょう。寄せは速いし、相手の中盤にも前を向かせてなかった。あれだけできればすごい」。ポジション争いの相手に対しても、率直な評価を隠さない。
それは“ライバル”という感覚ではないからだ。「自分のことしか考えていない選手は呼ばれないし、周りがどう生きるかを考えてプレーする。若いヤツらはいいけど、俺はそういう歳じゃないから」。新体制初招集という立場ながら、全体のサポートを優先したプレービジョンを育てているようだ。
とはいえ26日のボリビア戦(ノエスタ)ではコロンビア戦から大幅にメンバーを入れ替えると見られ、先発出場の可能性大。この日の全体トレーニング終了後には持ち味のFKを入念に練習していた。「積極的にというか、(蹴りたい人)他にいます? いるなら話し合うけど。蹴りたいってやつがいないので、蹴りたい人が蹴ればいい」。これ以上ない自己アピールの武器もたしかに磨いている。
(取材・文 竹内達也)
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