「個人的なことですけど…」MF中山雄太が胸に秘めていた思い
ゲキサカ / 2019年3月25日 2時48分
[3.24 AFC U-23選手権予選(東京五輪一次予選)第2節 日本6-0東ティモール]
今冬、オランダに新天地を求めたが、出場機会をつかめずに苦しい状況が続いている。しかし、U-22日本代表ではキャプテンを務めているように、主軸の一人であることは間違いない。MF中山雄太(ズウォレ)は、AFC U-23選手権予選(東京五輪一次予選)第2節東ティモール戦でスターティングメンバ―に名を連ね、戦いの舞台に立った。
ボランチでコンビを組んだDF板倉滉(フローニンゲン)も似たような状況だった。同じ時期にオランダへと渡ったが、中山同様にデビューを果たせないままU-22代表に合流したため、中山はある思いを持ってピッチへと向かった。「守備の部分は僕らはガンガン行こうというのはあったし、個人的なことですけど僕と滉は所属チームで出れていないので、うっ憤を晴らすじゃないですけど、ここでガツガツやっていこうと話をしていた」とピッチ上で暴れ回ろうと闘志を燃やしていた。
中山が「滉が行ったら1枚下がったり、ビルドアップのところでも縦関係というのは意識していた」と語れば、板倉も「お互いのポジションを見ながらできていたかなと思う」と互いを意識。体を張って相手の攻撃を食い止め、ボールを持てば的確なさばきでリズムを生むなど、ピッチを後にする後半29分まで攻守に奮闘した。
6-0の完封勝利に「6点取れたことに対してはポジティブに感じる」と話す一方で、「もっと点を取れたシーンはたくさんあったし、失点しかけてしまったような流れもあったので、そこは課題として残る」と表情を引き締め直した。
オランダでは厳しい状況が続くが、「試合に出れるのがベストだけど、試合に出るためにどうすればいいか日々考えているし、環境が違う発見の日々ですが、どうすれば良くなっていくかを考えて生活している」と前を向いて歩を進めようとしている。
U-22代表は2連勝を飾り、AFC U-23選手権(東京五輪最終予選)出場権獲得に王手をかけた。8-0、6-0での2連勝を飾っており「得点は取れている」と手応えを語ると、「ピンチになりかけているシーンもあるので、そこはチームで話し合い、3戦目は、1戦目、2戦目よりもいい形で勝利したい」と3連勝を飾って本戦出場を決め、オランダの地に戻りたいところだ。
(取材・文 折戸岳彦)▼AFC U-23選手権2020予選特集ページ
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