ドイツでの現状をボリビアに重ねた宇佐美「僕がやりたいのはこういうサッカー」
ゲキサカ / 2019年3月27日 2時58分
[3.26 キリンチャレンジ杯 日本1-0ボリビア ノエスタ]
ロシアW杯以来の出番は満足いくものではなかった。日本代表MF宇佐美貴史(デュッセルドルフ)はキリンチャレンジカップ・ボリビア戦で、得点に絡めないまま後半16分に途中交代。「もう少しボールを回しながらフィニッシュに持ち込めれば」と悔やんだ。
トップ下にMF香川真司、左サイドにMF乾貴士と2列目にロシアW杯組が並んだ中、宇佐美は右サイドハーフで先発出場。1トップには本来1.5〜2列目を本職とするFW鎌田大地が入っていたことで「良い距離感で一人一人が遠くならないように意識していた」という。
ただ、この日のボリビアは強固な4-4-2ブロックをゴール前に敷き、スペースを突こうとするも陣形は乱れず。足元での連動性だけでは最後まで崩せなかった。宇佐美も意表を突いたスルーパスで相手の反則を誘発する場面こそあったが、ゴールに絡めないままMF堂安律との交代でピッチを退いた。
今季ブンデスリーガに昇格した所属先のスタイルとの違いも戸惑いにつながっていた。「ボリビアがやっているようなサッカーを自チームでもやっている。でも僕がやりたいのはこういうサッカー。もっとたくさんアイデアを出して、表現していかないといけないと思う」。日本のスタイルを好むだけに、適応不足にもどかしさが募った。
合流当初は久々の代表活動にも変わらぬ姿勢を強調していた宇佐美だが、この日は「周りの選手にも刺激をたくさんもらったので、自チームに持ち帰って、自分にフィードバックして成長していければ」と前向きに表現。突きつけられた日々のスタイルの違いを胸に、目の前の環境と向き合い、新たな意識で取り組んでいく構えだ。
(取材・文 竹内達也)
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