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“ライバル”の活躍、決められたゴールが刺激に。選手権4得点の帝京長岡FW晴山「自分も、もっとチームを勝たせるような選手に」

ゲキサカ / 2019年3月27日 20時6分

帝京長岡高のエースストライカーFW晴山岬

 ライバルから刺激を受けた注目ストライカーが今年、自身、チームの大目標を達成する。帝京長岡高(新潟)のFW晴山岬(新3年)は今冬の全国高校サッカー選手権1回戦(対高知西高)でハットトリックを達成。旭川実高(北海道)との2回戦でも1得点を記録し、得点ランキング4位タイに入った。だが、チームは準々決勝で尚志高(福島)に0-1で敗戦。同じ2年生FWの染野唯月に決勝点を決められ、晴山にとって特に悔しい敗退となった。

 その後の染野の活躍は彼の刺激に。今年、プロ入りや年代別日本代表入りを狙う注目ストライカー・晴山が高校ラストイヤーへの意気込みを語った。

―帝京長岡のチームメートがプロ入りや代表入りしている。
「(新主将の谷内田)哲平が一番注目されていて、プロになりました。自分もそういう立場になれるように。ならなきゃいけない存在でもあると思っています。一個下の代ですけれども、田中(克幸)や矢尾板(岳斗)が代表に入ったことも素晴らしいことだと思う。自分は自分の年代の代表に入らなければいけない。選手権でベスト8まで行った中で、自分がまだ代表に入れていないのは、自分にまだ何かが足りないからだと思う。もっともっと自分を高めて、今年一年、まずチームとして日本一を取ることが大前提ですけれども、個人としては日本代表やプロの内定をもらえるようにならないといけない」

―現時点で足りないと感じている部分は?
「単純にもっと走ることだったり、もっと泥臭く。色々なシチュエーションでも自分はゴールを決められるかなと思っているですけれども、まだクロスに対してヘディングでゴールを決めることが少なかったりするので、そこを改善しなければいけないです」

―尚志戦で決めて勝てていれば、染野選手のように注目されていたかもしれない。
「(染野とは)オフ・ザ・ピッチでも仲が良かったりするので、色々喋ったりするんですけれども、自分があそこで同点ゴールや逆転ゴールを決めていればチームとしての勢いも高まって準決勝、決勝でも勝って日本一になれた可能性も高いと思いますし、自分ももっともっと注目される選手になったと思う。彼は結局勝てなかったんですけれども、準決勝でハットトリックして、得点でチームに勢い付けさせたと思います。自分も、もっとチームを勝たせるような選手にならないといけない。自分もチームで準決勝を見に行って、それ(染野のハットトリックのシーンを)をナマで見させられたので……」

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