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悔しさバネに日本一のチームの守護神へ。帝京長岡の注目GK猪越「なるための努力をするだけ」

ゲキサカ / 2019年3月27日 22時22分

帝京長岡高のGK猪越優惟は今年の注目GKの一人

 選手権8強の「技巧派軍団」帝京長岡高(新潟)のGK猪越優惟(新3年)は今年の注目守護神の一人だ。身長は182cmと特別な高さがある訳ではないが、シュートセーブ力に長け、帝京長岡で磨かれたビルドアップも武器。FCみやぎバルセロナ(宮城)に所属していた中学時代にJクラブユースからも注目されていたGKは、悔しい思いも経験しながら全国区のGKに成長してきた。今年、MF谷内田哲平主将(新3年)とともにチームリーダーの役割を担う猪越が今年の意気込みなどを語った。

――選手権は評価された大会でもあり、悔しい思いもした大会に。
「(準々決勝は味方のミスで1失点したが)本当はあそこで止めて、もっと注目されれば良かったんですけれども、あそこで止められないのが自分の実力なので、ああいう場面でもチームを救えるようなセーブをできるようにもっと努力していかないといけない」

―今年はキャプテンの谷内田選手と猪越選手の2人がチームを引っ張る形。注目されるチームを引き締めなければいけない。
「去年の(土岡) 優晟みたいな存在を意識していきたい。自分が試合に出ていたので彼はサブGKだったんですけれども、支えてもらっていることが多くて、そういう意味でも凄く尊敬している先輩なので、ああいうふうにチームを引き締められたらもっとチームも良い方向に行くのかなと思ってやっているんですけれども、難しいですね」

―今年は力があると言われる選手が多いけれど、色々な方向を向いてしまう危険性もある。
「元々個性が強いと言われている学年なので、まとめるのは大変ですね」

―元々はFCみやぎバルセロナからJユースに行く可能性が高かった。
「(最終的に行くことができず、)それが悔しくて今頑張れるというところもあるので」

―それが自分のエネルギー。
「それもあるんですけれども、1年の時のインターハイ予選で自分、途中から出たんですけれども5失点して負けちゃったんで、どっちかというとそっちの方が悔しい。入学した直後、それもA戦に一回も出たことがないような状況でいきなり出るとなったので。チームに足を引っ張ってばかりで……」

―最近の選手権優勝チームには良いGKがいる。それに自分が。
「なんなきゃ日本一になれないと思っているので、その覚悟というか、決意は最初からできていますし、なるための努力をするだけと思っている」

―現在、自分の強みだと感じている部分は?
「シュートストップのところは自信を持ってやれている。あと、(チームは)ハイラインでやることが多いので、(DFライン)背後への飛び出しというのは、多少はできるんじゃないかと思います」

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